08/15 天の川死よりも強くうづくまり : 野田別天楼 08/14 たて笛に遠すぎる穴があつたでせう さういふ感じに何かがとほい : 木下こう 08/13 蟻めきぬ蟻の巣めきし地下街に :
カテゴリー: セサミ日記
【タイム食句 -2019】 08/11~08/15
08/15 予報とは違う光に手を伸ばす影追いかけて飲むレモネード : 本多忠義 08/14 弁慶立往生の頃より健胃薬 : 中村安伸 08/13 わしよりは闇のふかさをわかっとる封のなかなるポテ
料理人、志村剛生
腹をさばくと胃袋から桜えびがボロリ。 さすが駿河湾のアジは贅沢なものを喰ってやがる。 その鰺の分厚い身を天ぷらで、むらさきを一滴。 海老の頭の横はなんだ? なんと、海老の味噌だけを揚げてある。 スタートは山葵振る舞いから
食句塾八月例会
食句塾八月例会 赤福 一計さんの三回忌、 大好きだったよね。 ・踊り果て障害児と見る揚花火 : 咲也 れいわ2議席獲得で注目の政治状況。 花火のように一晩の興奮だけで終わらないように 祈りとマスコミへの皮肉。 ・鰻待つ老
茴香の花の香り
茴香の花の香りが舌に遊ぶ。 シェフは料理を作りながら、 青春時代を過ごしたプロバンスのこと、 気狂いピエロのことをつぶやく。 ゴダールはポルクロール島で あの新しい映画の世界を創った。 シンプルな家庭の一皿のように見せて
とぐろ巻く蕎麦
繁昌亭でお友達と偶然ばったり。 阿吽の呼吸で、蕎麦屋さんへ。 暑かろうが、スタートから当然日本酒でしょ。 気持ちいい落語会のあとは おもろいアドレナリンが湧いてるんで しょおもない話で盛り上がるは、酒がすすむは。 いい酒
二葉:上燗屋
二葉ちゃん企画の夜席。 五人の噺家さん、 繁昌亭の小屋全体がええ空気感。 二葉:上燗屋 このネタ、少々ヨゴレの中年がやるとええ味なんやけど、 子ども子どもした女の子が見事自分のものにして天晴れ。 雀太:遊山船 舞妓の振袖
『国言詢音頭』
文楽、歌舞伎の人気狂言のほとんどは <殺しの美学> 近松、南北、黙阿弥を傑作に仕立て上げたのは、 近世日本人の残虐な心性にある。 凄絶な殺戮美学が上位で、 スプラッター的な血まみれドタバタは あれはちょっとね、なんて。
Vivi句会(3回目)
Vivi句会(3回目) 今回の席題::世沙弥のアートで1句 例= 木子幸恵の作品に 北大路翼の句:わかつて欲しい口内炎があることを ・ゆるキャラのはらわたを出る暑さかな : 主水 ・レジ打ちの異人をすするモスキート :
佃弘樹の個展 @群馬県立近代美術館
穴場、群馬。 ハラミュージアムにならんで 磯崎新設計の群馬県立近代美術館。 佃弘樹の個展 展示方法も変にメタリックな近未来風に しないところがいい。 この美術館、コレクション展示もシビれるよ。 ダミアン・ハースト、片山真