とらちゃんの大盤振る舞いがお約束の二条句会。 鹿肉にはラフランス、 猪肉には自然薯、 大原朝市からの食材は季の宝もの。 とらちゃんは料理人ではなく、料季人。 もてなし料理への挨拶句で天を獲得した千沙さん、 表の顔は能面打
カテゴリー: セサミ日記
水島太郎 @泉涌寺
Let it go よりは Let it be 古事記に始まるアニミズム的な在り方は 現代日本人にも馴染みやすい。 南直哉『超越と実存』には、 <ありのまま>が<真理>として 超越理念に変貌して立ち上がる空海の思想をあげ
穴子野崎焼き
ひょうきん穴子、 蒸してよし、焼いてよし、煮てよし、 さらにさらに、揚げてよし。 野崎焼き。 落語の野崎詣りでおなじみのあの辺り、 菜の花畑が一面に咲き乱れ、結果として 菜種油が特産だとか。 そういや『女殺し油地獄』の舞
<遭遇一句> 11・06〜11・10
1110 少年兵追ひつめられてパンツ脱ぐ : 山田耕司 1109 暮れ残る浴室に来て膝つけばわが裡の宦官も昏くしゃがみぬ : 大森静佳 1108 しぐれて二人月面にいるようじゃないか : 鈴木
【タイム食句】 11・06〜11・10
11/10 点滴のレモンイエローは我がかつて愛せし服の色かと思ふ : 河野愛子 〜〜ズタズタにされど鋏は錆びてをる 11/9 開店寿司レーン皿渋滞をなほす男 : 池田瑠那 〜〜ガリの無ければしばし瞑
『 蘆屋道満大内鑑 』『 桂川連理柵 』
玉助、玉佳 エネルギッシュな二人の <二人奴の段> この床10人をひっぱる藤蔵。押忍(おっす)。 『 蘆屋道満大内鑑 』 つぎの 『 桂川連理柵 』 <帯屋の段> 燕三の三味線が 細く忍びつ、静脈に沁みこんでくる。 <道
淀の競馬場 : 食句塾 吟行
淀の競馬場 食句塾 秋の吟行であ〜る。 パドックでまずは毛並みのお勉強。 半グレは芦毛、 黒いのは青毛、 栗毛でも微妙に鹿毛、かげは区別する。 第4レースは全員馬券買い。 当たりは案山子ひとり。 そのあとの句会は気もそぞ
モリムラ@ミュージアム
モリムラ@ミュージアム 北加賀屋に開館。 森村さん、真っ白な壁に 渾身のオープニング・サイン。 北加賀屋をアートエリアに 芝川さん、右腕、決まってますね。 ミュージアム事務局長、 大村さん、連日のお疲れさま、 <赤い靴>
冨田一樹 : パイプオルガン
パイプオルガン、なんていうと厳かに、 汝の罪を悔い改めよ、 多すぎて無理無理。 冨田一樹の演奏は、 17世紀のウロコ雲から 現代のゲリラ豪雨へ変幻自在。 ブクステフーデ:前奏曲ニ短調 @東梅田教会
== 遭遇一句 == 11・01〜11・05
1105 恋しくば尋ね来て見よ和泉なる信田の森のうらみ葛の葉 : 狐葛の葉 〜〜蘆屋道満大内鑑・葛の葉子別れの段 1104 秋かぎりといふ守衛ゐる画廊かな : 能村登四郎 1103 われ忘