02/10 蒲団かたぐ人も乗せたり渡舟 : 虚子 地下道を蒲団引きずる男かな : 関悦史 02/09 昨夜ひと夜月の光を浴びしこと言わず朝を水仙香る : 大下一真 02/08 探梅やかばんをもたぬ者
カテゴリー: セサミ日記
【 タイム食句 ー2024】2024/02/06~02/10
02/10 クラッカーつてぬけおちちやつた羽根のやうオイルに浸つたサーディン置いても : 木下こう 02/09 耐へ難き説経に耐へずわい蟹 : 西村麒麟 02/08 干瓢の帯しめさせて春
【 アートな一句 −2024】2024/02/06~02/10
02/10 ガラス器の継がれてなおも立つ様を景色と呼べば遠い虐殺 : 穂崎円 02/09 心臓はひかりを知らず雪解川 : 山口優夢 02/08 あなたの好きかわたしの好きかわからない音楽
第14回のん句会
第14回のん句会 といってもコーディネーターの夏音さんが 元気な13回目の3日後、 くも膜下出血で突然死。 その追悼。 夏音さんの代表作である 真っ白なストロー作品に 恵湖さんが花を供えてくれました。 句会はもちろん継続
【遊行一句 −2024】2024/02/01~02/05
02/05 さくら貝、ふたつ重ねて海の趣味、いづれ深しと笑み問はれけり : 萩原朔太郎 02/04 先頭の男が春を感じたり : 神生彩史 02/03 なぜ銃で兵士が人を撃つのかと子が問う
【 タイム食句 ー2024】2024/02/01~02/05
02/05 梅咲いて身にゆきわたる白湯の味 : 渋川京子 02/04 あと少し呪いにつきあってほしい 冷めたココアにかすかな瀞み :千種創一 02/03 酢と牡蠣がやさしくころしあってい
【 アートな一句 −2024】2024/02/01~02/05
02/05 神将の微塵にんげんの妻に降る : 斎藤玄 02/04 ツタンカーメン鐵隕石の短剣と共に眠れりつるぎは宇宙 : 水原紫苑 02/03 ブラームス一日聞いて着ぶくれて : 大木あ
『大地の五億年』藤井一至
世の中は何か常なる飛鳥川昨日の渕ぞ今日は瀬になる : よみ人知らず 〜『古今集』 ・・・飛鳥時代、度重なる遷都で畿内の森林は伐採しつくされ土地は荒廃。洪水、土砂崩れ。天武天皇は水源林の伐採を禁止。 〜『大地の五億年』藤井
memo -0201
*慧可断臂 *金魚しばり *蔦のからまる自転車で
【遊行一句 −2024】2024/01/26~01/31
01/31 かさなるや雪のある山只の山 : 凡兆 01/30 傘の骨は雪に触れたることなくて人身事故を言ふアナウンス : 川野芽生 01/29 滝凍ててむしろこの世のものとなる : 阿部