セサミ日記 – ページ 42 – 創作料理　世沙弥

【タイム食句　ー２０２３】2023/10/01~10/05

10/05 いざよひの／月はつめたきくだものの／匂をはなちあらはれにけり　：　宮澤賢治 10/04 おろしそばの理由は聞けずじまひなり　：　外山一機 #蕎麦な一句 10/03 森のきのこのように＜わたし＞を抜いてみてゆる

＊ヴァレリー的な認識：１）解剖的。人体は単純な形をしてさまざまな行動を成し遂げる２）詩の「純粋性」と身体への生理学的関心３）ヴァレリーは「完成」から最も遠い「始まり」につねに腰掛けつづけた端緒の人。どんな時代の科

尾道商店街を尾道あんぱんを食べながら。＜磯村暖＋海野林太郎＞の立体がチカチカ。うん？カフェの中を除いたら、お〜〜、Ojun が２枚ならび。やられた〜〜

日南町美術館での大規模個展、行きたかったけど情報が遅くてパス、関西圏ではチャンスがなかったけど、岡山のタイミングがバッチリ。初ねがみ、ねがみくみこ展「ノーホルモンノーライフ」＊＊＊タイトルがかっこええ期待

09/30 顔まづ失くす胸像秋の暮　：　関悦史 09/29 鉛筆で描かれたやうなゆふぐれの亡母のふるさとの街にたたずむ　：　松平修文 09/28 秋灯へ影として入る美術展　：　津川絵理子 &n

09/30 売りといへば元に戻せるボタンなんかおつけしてですね　ないない　：　平井弘 09/29 かまつかや正しいことのあつかまし　：　桃化 09/28 黒猫のかげひきよぎる宵の町犯人は手錠をはめられてゆく

09/30 薄き日に澄む秋鹿も春鹿も　：　佐藤文香 09/29 暗闇にジントニックを灯らせてけふを葬る時間に座る　：　門脇篤史 09/28 少しづつ運使ひ切る秋刀魚に火　：　加藤かな文 &nb

岩崎貴宏＜百島ARTBASE＞の出口で靴を履くときに箒に気がついた。入ってきた時は目に入らず。掃除の竹箒、こうきたか！日常品に紛れて鉄塔やクレーンが繊細に構築されている。堅牢な構造・制度への揶揄でもある。

尾道からフェリーで百島へ。 ART BASE ：柳幸典の島榎忠さんのカラシニコフ・薬莢・ハンガリーなども常設で。八島良子『メメント・モモ』に東本願寺のアートフェアで衝撃を受け、その長期わたる一部始終の記録は百島

うろこ雲が旅路を追い越してゆくアート徒然。今回は、牛窓から百島へ。まずは瀬戸内市立美術館『木下晋展』世沙弥コレクションの＜合掌図＞をポスターに使っていただいた記念でもある。岸本館長の話が俄然おもしろい。木版