演劇人だけにビミューなところ、とくに会話のやりとり から特徴を掬いとってくるんは、こそばいほど。編集担 当は東京人むけに<大阪シリーズ>のタイトルをつけた がよお売れるのは大阪。「大阪人は大阪好きで面白い」。 http:
カテゴリー: セサミ日記
桃雪亭歌仙 : ボーヌ・ロマネ
カメラマン、建築家、テレビマン、キュレーター、エス テティックコスメ、そして胡麻屋のおっさんの6名の連 衆。10年前なら12本のブルゴーニュをあけたが最近 は6本止まり。苦吟難吟、座のたのしみはここに極まる。 http:
節分いわし : 焼嗅(やいかがし)
節分に丸干しを頭から食べさされたのはいつ頃までやっ たか?いわしの臭いで鬼をおいだしてそこから豆をまく。 いわば鬼に追い打ちの豆まきだけが残った。寿司丸かぶ りにあやかって、いわし屋さんもなんか仕掛けなあかん。 http
エミコ・シール : <地球大冒険>連載中
和田萬店頭には時々おもろい人間が現れる。ナナハンで 世界一周している途中でいい男と出合って”ふたり自転 車旅行”に。癌で余命半年の宣告。ベジタリアンになっ て自給自足生活で7年目。ゴマ食で癌を克服。女は強し。 http:
プロフェッショナル・高橋直夫 : 茂木健一郎
巨大石油プラントの現場監督は、逆境の中でも「笑って 仕事をしろ」。脳科学では、怒っている時は物事の一面 しかみえないが、笑いは複数の視点から状況を見ること。 多種多彩のプロを相手に茂木のもじゃもじゃ頭が冴える。 &nbs
パリのビッグマック:ごま不足
ハンバーガーのトッピングはむきごま。世界に供給して いる産地はガテマラ。そこにもゴマがないからさぁ大変。 世界119ヶ国にあるマクドナルドにもゴマ危機が襲撃。 近頃パリ、オペラ座店ではゴマがのっていないらしいよ。 htt
『日々の泡、泡の日々』:藤原龍一郎第九歌集
「地下鉄の駅のトイレの落書きの卑猥なるゆえ滲む寂寥」。 短歌という武器で、時代を切り裂き日本の虚実を炙り出 す戦士。巻末<夢三十首>アンソロジーに大象作品「夏 越して蒸れし倉庫の黒胡麻を肩にかつげば夢も腐れむ」。 htt
『夜顔』 : 監督マノエル・ド・オリベイラ
映像を追いつつ重なって、35年前に観た『昼顔』を思 いだし、ブニュエルの世界に回帰し<ブルジョワジーの 秘かな愉しみ>やドヌーブの恍惚を埋み火のように探り 出しては己の肉体をすぎゆく時間と性的快楽に至りつく。 http:
『柿喰ふ子規の俳句作法』:坪内稔典
漱石は子規の誘いで俳句の世界に。「鐘つけば銀杏ちる なり建長寺」を漱石がつくった2ヶ月後、子規の代表句 「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」。オリジナリティを重 んじるなら模倣作になるが、俳句の創造の現場はちがう。 http:
モストコット : オクソン自家製
バルサミコ酢を屋上でつくるという怪挙をはじめた山口 オーナー。今度は自家製<モストコット>。葡萄果汁を 煮詰めたものでいわばワイン黒蜜。蓮根饅頭にモストコ ットをかけたデザートは清浄な口溶けと爛熟な余韻の味。 http: