食句塾のメンバー菜摘は画家の顔も持つ。今回の個展は 和田萬本社のねき。街角や群衆スケッチなど軽いシャレ たタッチの印象があったので、厚塗り重厚な抽象作品群 に驚く。この画廊は全面硝子張りなので夜でも道路から。  
カテゴリー: セサミ日記
”ムルソー クロ・ド・ラ・バール”を呼び起こす
記憶に幽かに立つワインがある。銘柄が30年間思い出 せず悶々。それを『ワインの自由』で偶然発見。澱がす っきりの感あり。堀賢一は製造現場を把握し学術的資料 を提示。あまったるい感性的コメントが微塵もない辛口。 (クロ・ド
「健康被害がないとわかる場合は、廃棄処分にする必要はないのでは」
日経12/5夕刊【基準値って何?】。上回れば即「食 べられない」わけではない。残留農薬に消費者が過剰反 応することから食品回収や廃棄処分には異論がでている。 06年シジミは1日200杯のみそ汁許容量なのに禁止。 (農薬ネ
ハンマースホイ:これは禅問答の世界だ
モンポウの沈黙の音楽や長谷川等伯の松林屏風を連想。 わざと椅子の足を3本にしたり、影の方向をあからさま にチグハグに描いたり。静謐で内省的な世界なのに仕掛 けがケッタイ。そうか、これは禅問答をしかけてるんや。 (ハンマー
ミシュラン蕎麦屋「古拙」は安いで
ランチに蕎麦懐石は叶わず、やむなく蕎麦膳1680円。 小鉢2つ+椀蕎麦+おろし蕎麦。銀座・ミシュランの条 件をはずしてもこれは安い。意外にうどんメニューが豊 富。<ごま汁うどん>を発見。ついうれしくて追加注文。 (古拙)
摩周湖の画家は「ピュア・セサミオイル」
中村彰宏は大自然の中で静かに水彩を描いている。ゴマ をテーマに作品を依頼した。ガラス器をしずかにゴマの 実が落ちていく。澄んだ空気の流れる不思議な時間。ゴ マはパワフルだけではなく安らぎも与えることができる。 (中村彰宏
夢の映像化、凄い時代に。
脳の中がのぞき込める時代がくる。SF的世界がどんど ん実現化する。食品の香りや旨味の分野も数値化が進ん でいる。デジタル評価と”おいしい”感度は人によって 違うからおもろい。わかりやすいゆうのは結局つまらん。 (夢の映像
胡麻若葉は入浴剤にいけるぞ
2年前から胡麻の若葉を収穫、青汁として販売中。今年 は青汁にする前のチップ状態での利用も。湯で温めると トロントロンの粘液質がでてくる。これなら入浴剤とし てもいける。早速テスト。ヌルヌル感覚が肌にしっとり。 (胡麻若葉
五島のあごが八丈でくさや
金ゴマ栽培の五島列島七岳ファームから焼きあごを頂戴 した。名物五島うどんもあごだしあってこそ。コクのあ るだしは飛び魚ならでは。あごがでるほどうまいからで はなく学術用語。好物のくさやも飛び魚。海はひろいな。 (七岳ファ
病室から暁に燃える大阪城をあおぐ
無呼吸症候群で就寝時Cパップ着用ではや1年。最近7 kgのダイエットに成功。体質改善がすすんでいるか検 査宿泊。窓からは大阪城が真ん前。夜明け、闇から縹色 の大阪城シルエット。石垣あたりから朱色に燃え上がる。 (ますたに