セサミ日記 – ページ 619 – 創作料理　世沙弥

阪急催事『美味探訪』終了。和菓子、洋菓子の銘菓名店揃い。チラシの扱いも大違いのため和田萬立ち上がりは大苦戦。ところが後半戦にはいるとリピート客殺到で凄い反響。もうこっちのもの。次の大型企画の出店も決定。

＜まんでい会＞でちらっと胡麻の講演をさせて貰った時以来気になっていた『伊万邑』。若手注目株の割烹。最初のお皿は＜お豆さんのたいたん、いわし、おいなりさん＞。〆＜蒸し寿司、粕汁＞。浪速割烹の独自性を主張。

「蕪村は文芸には『しろうるり』が必要だと言っている（中略）その『しろうるり』は川端康成にもある」。福田和也が対談で発した言葉が妙に気になって調べてみると『徒然草』にある実在が証明できていない人物や事物。

シルクさんの舞台『結婚できテない女達』。胡麻の健食関連でアドバイスを貰っている里見英子先生が出演。ダンス師匠をのみこむ勢いでサルサを踊る。ど派手な衣装をつけるためだけにたった１年でマスター。ようやるわ。

連日阪急＜美味探訪＞は凄い人混み。半分のスペースが＜バレンタイン＞だから。ダイエットのお題目を唱えてるクセに一体このバカ騒ぎはなんだ。つい貰ってしまったレオニダスのチョコ、１０個いっぺんに。ああ糖尿だ。

塚本邦雄亡き後も短歌結社『玲瓏』に所属。歌会はご無沙汰しているが年４回の季刊誌が届く。花村陽子が面白い。「舌と鰭。切断面の形ならどちらを残すの円錐細胞」「小さくて口も恥骨も小さくて緑の羽は生えてなかった」。

『インテリジェンス　武器なき戦争』。とびっきり面白い佐藤優と手嶋龍一の対談。インテリジェンス＝情報。インテリジェンス・オフィサーとはスパイのこと。東京には世界中のスパイが集結している。未公開のジャンル。

「あのぅビッグコミックでみたんですけど」中年男性の声で通販の注文が。はぁ？。＜名物に旨いものあり＞というコーナーがありその１００回目に和田萬の紹介記事。いまや漫画の世界はマニヤック。料理専門誌以上の知識。

阪急催事＜美味探訪＞に出店。繁昌亭和田萬でも＜みたらし団子＞の案があったので『亀屋粟義』のご主人に話を聞く。串団子の５個は頭手足の５体を表す。だから頭の１個は離れているそうです。初日、亀屋は大行列人気。

「俺だって　診断結果は　チョイ悪だ」「脳トレを　やるなら先に　脂肪トレ」。恒例の「サラリーマン川柳コンクール」の入選百句。うまいなぁ。レベル高い。ちなみに去年の１位は「昼食は　妻がセレブで　俺セルフ」。