食句塾・春号合評会後の蕎麦飲み会。 蕎麦焼酎の蕎麦湯割りを 蕎麦チップをアテに、 もり蕎麦粗挽き田舎で〆〆。 <ハル・カタマク> <トリレンマ >
カテゴリー: セサミ日記
【 アートな一句 】2023/04/11~04/15
04/15 しべりあ感覚だからからす透明 : 山本敏倖 04/14 つめくさのかんむり編むほどたんねんにしてねズックの紐の交差は :木下こう 04/13 春愁や個人情報刺繍せり : 高田亀歩 04/12 ゾンビネーション
【遊行一句 −2023】2023/04/11~04/15
04/15 便器から赤ペン拾う。たった今覚えたものを手に記すため : 玲はる名 04/14 春風の思い扉だ : 住宅顕信 04/13 常在りし大河不変の黄濁をひとり思えりアジアの色かと : 大
【 タイム食句 ー2023 】2023/04/11~04/15
04/15 蜆汁父から斜め前の席 : 後閑達雄 04/14 人間が死なないための伏線を重ねるように足すトロミ剤 : 麦牛乳 04/13 みつちりと合挽肉や春の海 : 佐藤文香 04/12 さっきまで一緒だった友バス停に何
memo -13
*無何有:「荘子‐逍遙遊」 「何有」は何か有らんで、何もあることがないの意。 何もないこと。自然のままで何も作為がないこと。 *アネクドート:滑稽な小話全般を指すが、日本ではそのうち特に旧ソ連で発達した政治風刺の小話を指
四月の世沙弥は『躑躅満席』
一雨ごとに散る桜と役者交代に、 一雨ごとに躑躅が咲きついで。 四月の世沙弥は『躑躅満席』 なんと読むんですか? つつじ・・・てきちょくの意味は よろける。羊が食べるとふらふらになるとか。 それより、髑髏 どくろ連想するん
【 アートな一句 】2023/04/06~04/10
04/10 仄かなる明かりに浮かぶ絵を見をりここにはをらぬひとと並びて : 横山未来子 04/09 涅槃絵とノアの方舟似るは愉し : 矢島渚男 04/08 習作として描かれた絵のやうなしかしたしかに触れると梅だ : 荻原
【遊行一句 −2023】2023/04/06~04/10
04/10 つばくらや小さき髷の力士たち : 津川絵理 04/09 ちょっとした落語家みたいなおじさんに頼ろうとするほどに弱った : 飯田和馬 04/08 ミス卑弥呼準ミス卑弥呼桜咲く : 茨
【 タイム食句 ー2023 】2023/04/06~04/10
04/10 手を伸ばし醤油の瓶を取るやうにひとりの暮らしを暮らし始める : 田村元 04/09 ゆで玉子むけばかがやく花曇 : 中村汀女 04/08 いつまでもおぼえていよう 君にゆで玉子の殻をむいてもらった : 宇都宮