十時孝好 富士山麓にアトリエを構え 躍動感と鋭い眼光の<うさぎ> を産み出しつづける作家。 立体から剥きだす兎。 ペインティングに潜む兎。 (奈良の勇斎で個展開催中) ;;;;;;;;;;;;;;;; 世沙弥のリビングに
カテゴリー: セサミ日記
【 アートな一句 】2023/05/16~05/20
05/20 次にやる曲のさわりを鳴らすようにつつじが咲きかけの並木道 : 岡野大嗣 05/19 クレヨンの黄を麦秋のために折る : 林桂 05/18 足裏を舞によごしし足袋ひとつ包みてわれのまぼろしも消す : 馬場あき子
【遊行一句 −2023】2023/05/16~05/20
05/20 上着きてゐても木の葉のあふれ出す : 鴇田智哉 05/19 そうか、僕は怒りたかったのだ、ずっと。樹を切り倒すように話した : 田村穂隆 05/18 住みたい街ランキング入り燕来る : 小川軽舟 05/17
【 タイム食句 ー2023 】2023/05/16~05/20
05/20 腹が減っては絶望できぬぼくのためサバの小骨を抜くベトナム人 : 斉藤斎藤 05/19 炒飯の海老の弾力夏始まる : 黒岩徳将 05/18 牛乳が逆からあいていて笑う ふつうの女のコ
『Tar』
『Tar』 ベルリンフィル、初の女性首席指揮者の実話。 監督・脚本:トッド・フィールド クラシックの世界を背景に、 映画というジャンルの成熟度を たっぷりと堪能させてくれる。 縦糸・横糸・色調・ほつれ。 チョロ奏者ソフィ
金愛子
ちょっとベニスに出かけての 滞在レポートがはじけてて、 帰国しての初個展。 真っ白い塑像に 藍を濃くにじませて、金愛子。 もう来月からパリ、ミラノ。 幸運の女神には前髪しかない、というが 彼女の場合は坊主頭だろうが チャ
赤松音呂
IMG_5550 世沙弥ミュージアムにも3点。 1/f の揺らぎの渦が発する水の音連れに みなさん、不思議不思議の耳を寄せていますよ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ==赤松音呂==FBより転載 高松市美術館に作品が
【 アートな一句 】2023/05/11~05/15
05/15 ネガフィルム透かしては捨て緑の夜 : 大島雄作 05/14 異常巻きアンモナイトって知っていた?奇形じゃないのよ異常なだけよ : 萩尾望都 05/13 葉桜や塑像混み合ふ美術室 :
2023/05/11~05/15
05/15 道のべに清水流るゝ柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ : 西行 〜『新古今和歌集』 ・・・田一枚植て立去る柳かな : 芭蕉05/15 05/14 麦秋や地球は人に無関心 : 関悦史 05/13 俺はお前をお前
【 タイム食句 ー2023 】2023/05/11~05/15
05/15 ステップファミリー枝豆を飛ばし合う : 津田このみ 05/14 皿に醤油のうすい塩湖を張りながらようけぇ夢が行き交ったのに : 千種創一 05/13 されど死は水羊羹の向かう側 : 櫂未知子 05/12 魚(