食句塾 秋号合評会 ・水澄むや阿漕の浦の罪の味 :咲也 阿漕は能の演目。世阿弥作。 伊勢近くの阿漕ヶ浦の禁漁を破った欲深い漁師の話。 「あこぎ」伝説や和歌をもとに、昔は「度重なれば露見する」といった意味。 あとで「無慈悲
カテゴリー: セサミ日記
<ハロウィンかぼちゃ>
秋の展示替え 第1弾は<ハロウィンかぼちゃ> 作家は、KUNSTARZT 岡本光博。 「表現の不自由展」や『バッタもん』で美術館から 撤去させられたりの筋金入りの現代美術家である。 2018年、世沙弥コレクションのブロン
【遊行一句 −2022】2022/10/01~10/05
10/05 ともだちをばらばらにしてみるだとかやつてはじめてわかること、ある : 朽木祐 10/04 秋風やいつも落語は古今亭 : 藤原龍一郎 10/03 白露も夢もこの世もまぼろしもたとへて
【 タイム食句 ー2022 】2022/10/01~10/05
10/05 大阪やけぶりの上にいわし雲 : 阿波野青畝 10/04 だれとだってできることでしょ一突きでクラッシュアップルパイできあがり : 飯田有子 10/03 先生の生まれた町のあぶらあげ : 八上桐子 10/02
ANY KOBE : ルワンダコーヒー
元町へ移動。 ゲーリン尚子:長い長いお休みから目覚めて、 コロナ何するものぞ、フルスロットル。 終了後巨大会場が伽藍堂になっても この1作で対峙できる迫力。 清原由季:刺繍。ピカソ も御免なさい。 会場隅の<写ルン族>コ
ANY KOBE : Rose Garden
Rose Gardenのある異人館通りから ギャラリー島田のハンター坂あたり。 この2軒を含め、その昔、安藤忠雄が 依頼されたいくつかが並ぶ。 マスコミで騒がれる毀誉褒貶の 巨大ミュージアムよりは、この界隈の 小さな建築
食句塾 秋の吟行 : 大和郡山
食句塾 秋の吟行 #大和郡山 #逆さ地蔵 #自販機金魚 #遊廓 #大名日記 #菊屋 メンバーの半世紀友達が 郡山市の元副市長。 おもしろい小ネタをはさみながら、 たっぷり案内してもらう。 吟行5句、いつもは苦吟難吟やけど
【遊行一句 −2022】2022/09/26~09/30
09/30 秋の夜の漫才消えて拍手消ゆ : 西東三鬼 09/29 わが父母もそのまた父母も肉の誘惑のこどもゆゑ骨の淡紅 : 笹原玉子 09/28 欠伸して鳴る頬骨や秋の風 : 内田百間 09/
【 タイム食句 ー2022 】2022/09/26~09/30
09/30 母よ口あきたまへすずしくなまぐさくヴァチカン宮殿の廚見ゆ : 塚本邦雄 〜『緑色研究』 09/29 大白桃妄想森の如くなり : 永田耕衣 09/28 不審火のような月の夜 鹿を見て
『ヘリオガバルス』 または戴冠せるアナーキスト
『ヘリオガバルス』 または戴冠せるアナーキスト アントアンアルトー 多田智満子=訳 澁澤龍彦のエッセイをかじって以来半世紀にして、 やっと読了。 鈴木創士、アルトーの繋がりだが、 今回は多田智満子を選択。