かくれ仁智です。 べつに隠れることないけど、 仁智自身がマスコミにでることに興味ないから。 江戸に対する上方、てゆうより関西エリアでも 京都とはちょっと、いや、だいぶ違う大阪特化型。 それがどうしたんやろ。 <創作落語集
カテゴリー: アート周辺
『はなしか宝塚ファン倶楽部』
繁昌亭にいけば、落語にあらず宝塚。 『はなしか宝塚ファン倶楽部』公演。 寄席+宝塚のみならず、寺山修司的要素もたっぷり。 歌舞伎、お嬢吉三の 男>女>男の三重の倒錯の構造もたのしめる。 座長は桂あやめ。 生喬、生寿、米輝
『木 ✕ 仏像』特別展 @大阪市立美術館
アールヌーボーに、 ごめんなさいといわせてしまうこのライン、どうよ。 彫ったのは、玄海さん。 木には神さんが宿ってる。 そこから仏さんを彫り出すということは、 一本の木から神と仏が顕れる 神仏混淆の日本オリ
『WAR IS OVER! 百首』南輝子個展 @ギャラリー島田
マーク・ロスコの赤が彼岸をのぞく赤というなら、 南の赤は生命の源から光いずる赤、 あかむくれの魂の赤である。 ジャワ・ジャカルタの虐殺によって あらかじめ失われた父となったその遺伝子には 「シユツサンイカガイカニナヅケシ
『曜変天目茶碗』藤田美術館
こどもの日には逆張りで大人の藤田美術館へ。 鑑定団で話題となった『曜変天目茶碗』は 目玉というよりあくまで展示のひとつ。 奈良の舞楽面、平安の高野切れ、鎌倉の玄奘三蔵絵、 北魏の釈迦三尊、南宋の墨跡・・・ いやあ、この世
熊谷守一 @香雪美術館
天の川わたるお多福豆一列 熊谷守一の前にたつと、 いつも加藤楸邨の晩年のこの句をイメージする。 水滴や蟻のシンプルさが ゾロゾロ一列のお多福豆にみえてくる。 今回の香雪美術館展示では、 守一には珍しい『龍虎図』がある。
原田の森ギャラリー
原田の森:新進気鋭20人の挑戦 ここ数年、個展やイベントでみてきた作家が選ばれている こともあって、微妙な高揚感がある。 資料には明記されていないが、おおかたは45歳が上限みたい。 きのう5月3日に俳句の世界で田中裕明賞
かばちゃんがやってきた
春のうららをぶらりかばちゃんがやってきた。 ひとあたり世沙弥をうろうろ、 どこにいても絵になる愛嬌ヒポポタマス。 つかさパパが帰ろうとしたら、 「もういっちゃうの?」 かばちゃんも嫁ぐ娘のなみだ顔になってきました。 松浦
千穐楽 第2部『曽根崎心中』
千穐楽 第2部『曽根崎心中』 もちろんお目当ては咲甫太夫。 〜此の世のなごり 夜もなごり〜〜 天神森の段は 五竿の連弾、五人の太夫の掛け合い。 徳兵衛、咲甫太夫と清志郎の太棹が感応しあって哀切。 というわけで、1部2部通
千穐楽 第1部『菅原伝授手習鑑』
千穐楽。 第1部『菅原伝授手習鑑』 もちろんお目当ては藤蔵。 切腹の段、語りは文字久太夫。 〜アイアイアイアイナア 泣きの絶頂、大アクション。 太棹は『忍!』からの炸裂。 このマッチョコンビ、 以前『笑い薬の段』でも笑い