二千年前に火山噴火で終焉を迎えたポンペイ。 二十年前の大震災から甦ってきた神戸。 いま兵庫県立美術館では 『ポンペイの壁画展』と 『街の仮縫い、個と歩み』が併行して展示中。 都市の成熟、人類の歩みを複眼的にみるいいチャン
カテゴリー: アート周辺
錦秋文楽公演 藤蔵と咲甫太夫
太夫、三味線、総勢14人の床が話題の 『勧進帳』は午後の部。 かまわず迷わず、聴きたいのは午前の部。 ムムハハ ムムハハ 悪役の語りは咲甫太夫。 裂帛の気合、押忍の三味線、藤蔵。 このコンビ、これからの10年。 壮年から
六甲ミーツ・アート
焼きそばUFO、着水失敗か? 六甲の紅葉の池で赤が官能しあっております。 山頂付近にも未確認物体あり。 降りみ降らずみの雨に迷ったけどもう終盤近く、 六甲ミーツ・アートは紅葉にドンピシャ。 極私的オススメ *前谷開 :
大根の神様
きょうの食材は、大根とかぼちゃ。 大根の神様、 びわこビエンナーレが終わって、 信楽の工房へお帰りになる途中を 世沙弥でしばしの間、 ご休憩いただくことになりました。 ( 創造主・山田浩之さんが、 神渡しの風と雨のなか大
イタリア軍のヴィンテージ帽子
世沙弥でサービスのときにかぶる ごくシンプルな帽子、つくってよ。 待つことしばし。 とんでもない ART HAT が届きました。 頭がはれあがって、脳が溶けてしまいます。 小町渉さんの説明があまりにキマってるんで、 その
池田亮司 『the radar [kyoto]』
ネット情報をいまのぞいてる瞬間にも 世界の情報は書き換えられていく。 不安定な社会に揺らぐこころが仰ぎ見る はるかなる光と闇。 その宇宙の境界もまた一刻も停滞することはない。 京都ロームシアター中庭の巨大スクリーンには
踊れ、入国したければ!
踊れ、入国したければ! アメリカ人有名ダンサーのテルアビブ空港での 入国審査でのトラブルをもとに。 松根充和は昨年<KUNST ARZT>で 身体派アートのテーマで凄いキュレーションをした ウィーン在住のダンサー。 会場
GOMA 展 〜ディジュリドゥ
急に夜気が冴えてきた。 ディジュリドゥの音をCDで聞いている。 オーストラリア先住民族のアポリジニが1000年以上前に つくった楽器。演奏するのは日本人のGOMA。 彼が事故で記憶喪失になり、意識が戻ってから 突如娘の絵
びわこビエンナーレは今様陰陽礼賛
琵琶湖は水の器。 それは光りと翳が戯れる器。 びわこビエンナーレは今様陰陽礼賛。 だ、だ、だいこんじゃ 山田浩之・大根シリーズがここにきて大化け。 硝子の器具フェティシズムは青木美歌。 ほか作家の一人一人の名前をあげて紹
永井英男 『エンドルフィン』
京都市役所の前に赤パンツ一丁のジャイアント馬場。 これで話題をかっさらった永井英男の個展。 あの開放されたユーモアから一転、突き刺さる松葉杖。 痛みから逆転解放される快楽ホルモン、 『エンドルフィン』がテーマタイトル。