カテゴリー: アート周辺

内藤礼の＜ひと　human＞が アールデコの邸宅の寝室や食堂に ポツン　ポツン

『赤瀬川原平芸術原論展』の始まったのは、１０月２８日。 亡くなったのがその２日前の２６日。 文芸別冊『赤瀬川原平・現代赤瀬川考』は１０月末出版で、 座談会も原稿も、まだ生きている前提のもの、決して追悼号ではない。 そうい

額装家、向井理依子の手さばきは 中世の錬金術師のようだ。 使い古した銀のスプーンや 打ち捨てられた海胆の貝殻を 妖精たちの金の翅の物語にかえてしまう。 この可愛い魔女に額装のお願いをしてはいけない。 今年の１月に、あるア

神戸芸術工科大学ギャラリーで もうひとり、杉本ひとみ。 ＜OSHIRI＞シリーズも花ひらいてます。 世沙弥のOSHIRIは最近屋外展示に。 闇にまぎれて、おいど触りにきはる人が続出。 警備強化月間。

加藤泉 神戸芸術工科大学ギャラリーで １１・２８（金）まで展示中。 でっかい木彫にちっちゃいソフビの合体。 おもろい。 世沙弥に戻ってさっそく２点を いちびりカスタマイズ。

タカハシノブオ展 展示の真ん中のガラスケースに メモやスケッチブックも。 榎忠さんのドローイングもあり。 高橋信夫の憤怒をとらまえた 凄まじき形相。必見。 （１１・２４まで　@BBプラザ美術館）

健さんが逝ってしまったのが、１１月１０日。 １８日にニュースが流れて、 この２５日には割腹自殺した三島由紀夫の 忌日が巡ってくる。 横尾忠則美術館 ＜篠山紀信、横尾忠則を撮る＞の タイトルが『記憶の遠近術』とは。

空洞の彫刻 ファン気流で垂直方向に膨らんだり萎んだり…。 「虚を見て虚を得る」おもろさは＜虚無への供物＞。 大西康明は、昨年度『咲くやこの花賞』受賞。 森村泰昌、松井智恵、名和晃平ら 錚々たる歴代受賞者の列の

『ピーター・ブルックの 世界一受けたいお稽古』 全編ワークショップシーン。 演劇指導する傍らで 古代民族楽器やパーカッションを即興演奏する 音楽家が日本人でした。土取利行。

Mon enfant, ma soeur, Songe à la douceur なにが刻まれてるのか・・・ 『惡の華』のなかの ＜旅への誘い＞の冒頭の一節だ。 この呪文に惑わされ、 冬の旅へいってみようか。