元々どうかしてる作家ばかりのクンストアルツ。 時々、オーナー以外のキュレーション企画があって 今回は宮田彩加 <どうかしてる日常> 個々のどうかしてる作品をどうかしてる狭い空間で どうかしてる人たちが見たらどうなんだろう
カテゴリー: アート周辺
チカ&イチオ ウスイ
土の中から唇と歯だけが見え隠れする。 脚だけが地上に生えて、犬神家じゃあるまいし。 奇をてらっただけではない。 夫が家を建てる予定の土地に妻を埋めている。 となると背景は日本固有の制度の問題である。 チカ&イチオ
ピエロック一座
ピエロック一座 小さなサーカス団が難波にやってきました。 春雨そぼ降るなか、たくさんの団員を統率して 団長一人で大奮闘。 バイオリン弾きながら、 バイオリン人形の弦の動きが滑らか。 文楽は一人を三人遣いやけど、 こちらは
明恵 @中之島香雪美術館
明恵といえば、耳殺ぎ。 ゴッホより信念ありの切断だ。 『夢記』40年にわたる夢日記。 小さな美術館ならではの絞り込んだテーマ。 中之島香雪美術館は開館以来、 極シブ系の企画ばかり、今回がやっと初入場。 ガラガラかと思いき
赤ドベと灰かぶりのエロティックな対比
軟体動物のような、 海綿体のような。 二つ重なって、 一晩で十センチ移動して、 先の住人たちと馴染もうとしています。 丹波焼の雅彦さんにお願いして、 もう桜の季節は二回巡りました。 赤ドベと灰かぶりのエロティックな対比。
『ほかいびと』
『ほかいびと』 井上井月は山頭火、放哉の放浪俳句の兄貴分。 8年ほど前、駒ヶ根に引っ越した友人を訪問した時に 偶然この俳人のことを知った。 駅前の井月そばのことだけ記憶にあった。 ナナゲイ、上映後のトーク。 主演・田中泯
『桜の森の満開の下』
東京大空襲の後、死体を集めて焼いた上野の山。 その夜の桜は満開で花びらが狂うように舞っていた。 坂口安吾はその夜の風景から『桜の森の満開の下』に。 原発事故と震災の後も、桜は東北各地で 毎年みごとに残酷なまでに華麗な満開
加藤智大個展
マグショット(犯罪者の逮捕時写真)は公開されている。 (アメリカでは) それを酸化鉄で肖像画に。 立体作品の鉄の檻で社会の臨界点を探る行為と同じく、 平面作品の鉄の素材で浮き上がる人間は 社会から隔離されている。 それは
板橋文夫・パギヤん :『風まかせ』ライブ
魂が赤剥くれのまんま ピアノの上を転げ回ってる 伝説の一夜となった。 NYよりベルリンより、すごいよ十三。 『風まかせ』でのライブ動画が <松井寛子>さんのFBでUPされているので 是非チェック!! 板橋文夫・パギヤん・
4月の文楽第2部 織太夫と藤蔵
4月の文楽第2部は三味線をたっぷり。 織太夫と藤蔵、 刺激しあい昇りつめる浄瑠璃と太棹。 床の真下の席、そこだけが ブラックホールで異次元に吸い込まれた。 ラストの演目、ここでの清介は見事。 笑わせ弾ませ悲しませ、 三味