『バッタもん』であ〜る。 2010年 神戸ファッション美術館の展覧会で ルイ・ヴィトンの抗議で会期中に撤去された 曰く付きのバッタもん。 岡本光博さんへの、 ルイヴィトン社からの文書は 痛烈な罵倒を込めて、なかなかのもの
カテゴリー: アート周辺
『 初夜上堂 』:水島太郎
『 初夜上堂 』:水島太郎 東大寺修二会。 松明につづいて、練行衆が堂に入って祈祷。 この作品を創った太郎さんは、 その練行衆の<処世界>として上堂。 世沙弥樹下に佇む気配やいかに。 夜行に浮かぶ、祈りの時。 <世沙弥コ
高田治『 33歳のおさむ 』
陶と金属の人体彫刻 高田治の新作『 33歳のおさむ 』 血まみれの磔刑。 ズタズタの無残。 それが痛ましいか、眩しいか。 <僕は20歳だった。それが人生でもっとも美しいときだ なんて誰にも言わせない> ポール・ニザン <
顔見世『勧進帳』
南座・吉例顔見世興行、どす。 『勧進帳』 7月の松竹座の襲名披露でもこの演目はあったが、 その時点で顔見世の時には三代が演ずるとあってパスした。 7月は<女殺し> あかんたれの与兵衛の方が今の幸四郎にはあってると 思い込
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』 2007年 歌舞伎座 玉三郎、獅童、七之助。 シネマ歌舞伎で見ている今は11年経過。 勘三郎、三津五郎は亡くなった。 橋之助は芝翫襲名。 海老蔵、勘九郎、七之助の成長。 新作歌舞伎の新派系
『生きてるだけで、愛』
『太陽の塔』でおもろい監督やと、 これから2、3本は見たい。 関根光才の新作『生きてるだけで、愛』。 原作は本谷有希子。 こういう感触はよくあるなぁ、 そう、最近増殖中の女性若手世代の 現代短歌の空気。
水島太郎 @泉涌寺
Let it go よりは Let it be 古事記に始まるアニミズム的な在り方は 現代日本人にも馴染みやすい。 南直哉『超越と実存』には、 <ありのまま>が<真理>として 超越理念に変貌して立ち上がる空海の思想をあげ
『 蘆屋道満大内鑑 』『 桂川連理柵 』
玉助、玉佳 エネルギッシュな二人の <二人奴の段> この床10人をひっぱる藤蔵。押忍(おっす)。 『 蘆屋道満大内鑑 』 つぎの 『 桂川連理柵 』 <帯屋の段> 燕三の三味線が 細く忍びつ、静脈に沁みこんでくる。 <道
モリムラ@ミュージアム
モリムラ@ミュージアム 北加賀屋に開館。 森村さん、真っ白な壁に 渾身のオープニング・サイン。 北加賀屋をアートエリアに 芝川さん、右腕、決まってますね。 ミュージアム事務局長、 大村さん、連日のお疲れさま、 <赤い靴>