近所のつぶれそうな薬屋さんの前に、でっかい象さん。 これ、ください。 かなりねばったが、不審者扱いで追い返された。 その帰りに買ったのが、このファミリアン。 私の呪いで、その薬屋さんは早々に廃業した。 象はどこへ行った?
カテゴリー: アート周辺
福岡道雄 展
〜僕達は本当に怯えなくていいのでしょうか 〜涙が出るポトポト、笑いが出るハハハ 〜何もすることがない何もすることがない 福岡道雄さんは若いころから、 ヘンリー・ミラーが大好きと聞いている。 それはそれ、極めて芭蕉の俳諧に
高垣勝康 展
伊丹の酒蔵空間で4日間だけ、 癌で亡くなった漢のための 遺作展が開かれている。 床一面に展示された平面作品からは、 未生の魂魄がゆうらり顕現してくる incarnation を目の当たりにする。 高垣勝康 展 伊丹郷町館
『バッタもん』岡本光博
『バッタもん』であ〜る。 2010年 神戸ファッション美術館の展覧会で ルイ・ヴィトンの抗議で会期中に撤去された 曰く付きのバッタもん。 岡本光博さんへの、 ルイヴィトン社からの文書は 痛烈な罵倒を込めて、なかなかのもの
『 初夜上堂 』:水島太郎
『 初夜上堂 』:水島太郎 東大寺修二会。 松明につづいて、練行衆が堂に入って祈祷。 この作品を創った太郎さんは、 その練行衆の<処世界>として上堂。 世沙弥樹下に佇む気配やいかに。 夜行に浮かぶ、祈りの時。 <世沙弥コ
高田治『 33歳のおさむ 』
陶と金属の人体彫刻 高田治の新作『 33歳のおさむ 』 血まみれの磔刑。 ズタズタの無残。 それが痛ましいか、眩しいか。 <僕は20歳だった。それが人生でもっとも美しいときだ なんて誰にも言わせない> ポール・ニザン <
顔見世『勧進帳』
南座・吉例顔見世興行、どす。 『勧進帳』 7月の松竹座の襲名披露でもこの演目はあったが、 その時点で顔見世の時には三代が演ずるとあってパスした。 7月は<女殺し> あかんたれの与兵衛の方が今の幸四郎にはあってると 思い込
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』
『ふるあめりかに袖はぬらさじ』 2007年 歌舞伎座 玉三郎、獅童、七之助。 シネマ歌舞伎で見ている今は11年経過。 勘三郎、三津五郎は亡くなった。 橋之助は芝翫襲名。 海老蔵、勘九郎、七之助の成長。 新作歌舞伎の新派系
『生きてるだけで、愛』
『太陽の塔』でおもろい監督やと、 これから2、3本は見たい。 関根光才の新作『生きてるだけで、愛』。 原作は本谷有希子。 こういう感触はよくあるなぁ、 そう、最近増殖中の女性若手世代の 現代短歌の空気。