エネルギーがうねるように舞い上がって 竜巻ハイテンション浄瑠璃。 織太夫の語りに挑みかかるように狂熱の ボルテージを煽ったのがベテラン燕三の三味線。 強烈に記憶にのこるライブパフォーマンで 織太夫は襲名デビューを飾った。
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玉三郎初春舞踊公演
お江戸は歌舞伎座、国立、新橋、浅草と 正月から4つの劇場で歌舞伎。 上方は歌舞伎は無し。その4つ分を超えてるのが 玉三郎の舞踊公演。 傾城の玉三郎。 鷺娘は壱太郎。 ストーリーはなく、情景や感情のしりとり。 玉三郎はそう
2017年 ふりかえって (その4)
2017年 ふりかえって (その4) 【エンタメ系】 =古典芸能 1)藤蔵+咲甫太夫 仮名手本忠臣蔵 殿中刃傷の段 (6月) 2)藤蔵+文字久太夫 菅原伝授手習鑑 切腹の段 (4月) 3)仁左衛門 盟三五大切 (
2017年 ふりかえって (その2)
2017年 ふりかえって (その2) 【世沙弥のアート企画】 1)横溝美由紀 : インスタレーション (11月) 2)長野久人 : シリーズ展示 (1月〜11月) 3)三人展:熊野清貴・寺田知了・奥谷隆央 (3月〜8月
2017年 ふりかえって (その1)
2017年 ふりかえって (その1) 【美術】 1)アントワン・ダカタ 7月:写真集『赤穴』トークショー 8月:映像『ATOLAS』 @MEM 2)福岡道雄 :国立国際美術館 腐ったきんたま 3)志賀理江子:ブラインドデ
『熊谷陣屋』
シネマ歌舞伎 『熊谷陣屋』 (平成22年4月の歌舞伎座 ) 中村吉右衛門。 首検分、 丸い盆に敦盛の首が載せてある。 敦盛そばが食べたくなる。 京都には、竹邑庵太郎敦盛 があるけど 大阪は珍しい。 そんななかで、淀屋橋近
バタイユとダカタ
写真家アントワーヌ・ダガタの4時間映像『ATLAS』を MEMでみたのが8月。 写真集『赤穴』は その映像の元となる写真と 撮影台本、メモ、イメージ言語から成る。 シナリオの原型のようなものは バタイユの『マダム・エドワ
『上方浮世絵館』
水掛不動のすぐ横に 『上方浮世絵館』。 インバウンド相手の珍宝館かと いつも素通りしてました。失礼しました。 今回の企画『役者と俳名』とあったので、 初入館。 歌舞伎役者が俳句をたしなみ、 芸名とは別に俳号をもっている。
ラヴ・ディアス監督 『立ち去った女』
ラヴ・ディアス監督 フィリピン映画ははじめて、畏るべし。 『立ち去った女』 裏切られた男への復讐という物語はあるが、 それにはおさまりきらぬ映像ジャンルの要素が カオス的に渦巻く。 貧困スラム、精神障害、ゲイ、 全てのマ