05/10 淋しいからだから爪がのび出す : 放哉 05/09 死亡者数「1」って次の日になると「0」になるけど「1」でよくない? : 伊舎堂仁 05/08 葉ざくらや人に知られぬ昼あそび : 荷風 05/
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句 ー2023 】2023/05/06~05/10
05/10 袋詰めのキャベツを食めばさきの世の馬のたましいさめてゆく夜 : 北辻一展 05/09 余所の子のやうに筍家にゐる : 仮屋健一 05/08 カメノテをせせり食いしは宇和島の遍路の夜なり美味を忘れず : 玉井清
【 アートな一句 】2023/05/01~05/05
05/05 空から青ひきずり出して空っぽ : 桃化 05/04 壊れゆく舞台柱に耳あてて溜まっているのは音それとも血 : 谷崎由依 05/03 ちぎり絵のわがまま少し聞いてやる : 藤田踏青 05/02 ゴ
【遊行一句 −2023】2023/05/01~05/05
05/05 瞳孔は知りたさの沼その沼へ何羽の鳥を引き摺り込んで : 田村穂隆 05/04 裏がへる亀思ふべし鳴けるなり : 石川桂郎 05/03 指からめあふとき風の谿は見ゆ ひざのちからを抜いてごらんよ : 大辻隆弘
【 タイム食句 ー2023 】2023/05/01~05/05
05/05 左手の知らぬ右手の糖衣錠 : 倉阪鬼一郎 05/04 吹きわたる風があなたを壊しゆく朝、小麦粉で子孫をつくる : 平岡直子 05/03 遅き日の貝の奥なる忘れ潮 : 高橋睦郎 05/02 お茶筒がふすりと閉ま
【 アートな一句 】2023/04/26~04/30
04/30 サン・セバスチャン繪の中にひたすらに水欲り水の上ゆく椿 : 塚本邦雄 04/29 よく見ると隅にこっそり青が待つ : 岡林裕子 04/28 水たまりの油膜に近すぎるような心を霧の絵に傾ける : 工藤吹 04/
【遊行一句 −2023】2023/04/26~04/30
04/30 鉄骨抜いて地下編み直す朧かな : 佐怒賀正美 04/29 波斯人オマール・カイヤムの古ごころ蝶のねむりといづれあはれぞ : 坪野哲久 04/28 手の甲に浮く静脈のひとり旅 時実新子 &nbs
【 タイム食句 ー2023 】2023/04/26~04/30
04/30 カツレツに檸檬だらだら垂らすごと終はりなきものならむ 親子は : 小佐野弾 04/29 伊予柑を食べたなと云ふ吾が手嗅ぎ : 野崎海芋 04/28 行く春の燈のしたにだれもだれも腸(はらわた)をしもたたみをさ
【 アートな一句 】2023/04/21~04/25
04/25 磨崖仏おほむらさきを放ちけり : 黒田杏子 04/24 紅い繪の森入口の道標に追手まよはす矢印加へ : 稗田雛子 04/23 囀に色あらば今瑠璃色に : 西村和子 04/22 セロファンの春画の朝凪にのまれて
【遊行一句 −2023】2023/04/21~04/25
04/25 さくら花ちりぬる風のなごりには水なき空に浪ぞたちける : 紀貫之 〜古今集 04/24 落ちる時椿に肉の重さあり : 能村登四郎 04/23 あかがねの蒙古のラッパを吹き鳴らしわれはアジアの男好めり : 佐伯