聚楽庵句会、久々に参加。 『里』凄腕の面々も勢揃い。 いつもの虎ちゃんフルフルコース。 大原朝市買出しの摘み草がうれしい。 野蒜、こごみ、土筆、嫁菜、蒲公英。 <季語を料る献立>がコンセプト。 落書きシャツの牙城さん、
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句】 04・16〜04・20
4・20 飮食のさなかましろき魚の肉に添いたる血管をはずしゆく : 内山晶太 〜〜夏近し解体新書弟と 4・19 鳥貝や打ちすゑられて蠢ける : 間村俊一 〜〜握る板前初心者マーク 4・18 われを叱り弟を叱り飽き足らず冷
【 タイム食句】 04・11〜04・15
4・15 会うてすぐ水菜を食べて寝てしまふ : 生駒大祐 〜〜コンビニにでかけたまま二年 4・14 資料室で人差し指を糸状菌培養液に漬けている司書 : 橘一洋 〜〜クマグスに奉仕する日々光避け 4・13 もののふの耶蘇蛆
【 タイム食句】 04・06〜04・10
4・10 はうれんさう菠薐草はぜつたいにホーレン草ではないのよポパイ : 照屋眞理子 〜〜オリーブはブラック好きのマイノリティ 4・9 のどけしや父飲食の喉ぼとけ : 高田正子 〜〜上になったりお辞儀をしたり 4・8 公
【 タイム食句】 04・01〜04・05
4・5 食べることのしんじつみんな食べてゐる : 山頭火 〜〜大喰ひの罰受け拒食症 4・4 汁碗に盛る牛の骨つかみてはしゃぶり飽かざり台湾乙女 : 真野少 〜〜塩つまむ手癖で知れる異民族 4・3 肉声として春昼の咀嚼音
食句塾 春の吟行
食句塾 春の吟行 ユニーバーサルスタジオと海遊館、2大観光スポットをすぐ横目に、 天保山渡船場から川を渡って天保山公園で地味に吟行。 ・湾岸OB大木桜占領す : 弥華藍 ・市職員守る渡船場さくらあり : 果風
【 タイム食句】 03・26〜03・31
3・31 天国荘養老院に今年死者皆無 牛肉いろの煙突 : 塚本邦雄 〜〜ホスピス最後の晩餐の生肝 3・30 花待てとはつ筍のとどきけり : 久保田万太郎 〜〜菜の花ゆがきパスタゆですぎ 3・29 クルーズに単身参加する老
【 タイム食句】 03・21〜03・25
3・25 白菜を白菜がもつ水で煮るいささかむごいレシピを習ふ : 本多真弓 〜〜指二本イカのワタとる密かごと 3・24 すべて分かつた振りして春の油揚げ : 中山奈々 〜〜匠豆腐屋薄揚げに極む 3・23 影うすき芸人なり
【 タイム食句】 03・16〜03・20
3・20 三千世界にレタスサラダの盛り上がる : 岡田一実 〜〜ブラックホールよりエスプレッソ 3・19 マスクの先軽くつまんで風邪気味の味疎き口にガムねじり込む : 浜田康敬 〜〜街角の監視カメラで癖キャッチ 3・18
【 タイム食句】 03・11〜03・15
3・15 起き出でて夜の便器を洗ふなり 水冷えて人の恥を流せよ : 斉藤史 〜〜すべてかゼロか臨界を超えるとき 3・14 春の夜や檸檬にふるる鼻のさき : 日野草城 〜〜目隠しされて解放おぼえ 3・13 クリームがずるり