12・10 極楽の裏手で葱をつくりおる : 折笠美秋 〜〜切っても切ってもひょろひょろ笑う 12・9 熱燗をひとり手に酌み更かす夜のわが魔羅すがしありかなきかに : 島田修三 〜〜かきむしる後
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
『この世界の片隅に』 堂園昌彦の映画評
きのうたまたま『この世界の片隅に』を見てきたところ。 この堂園昌彦の映画評と塚本邦雄論の 卓越したミキシングににうれしくなった。 是非とも、映画もみて、楠見朋彦の本も読み、 そして塚本邦雄の短歌魔力を知ってほしい。 ・・
食句塾12月例会
食句塾12月例会 ・まっすぐの煙のどこが十二月 : 飛白 >この句は縦書きであってこそおもしろい。 ・煙突の下は柚子湯で賑わいし : 八知 ・湯豆腐や昭和のスターの予約席 : 杏 > 天にいれた三甫のコメント〜〜 むかし
小黒世茂 二冊同時出版お祝い
『玲瓏』の仲間がごく内々で いい口実ができたとばかり呑み会だ。 小黒世茂 評論集『記紀に游ぶ』 歌集 『舟はゆりかご』 二冊同時期に出版。 写真、モノクロにしたら 誰かに似てる、 そうだ、向田邦子。 似てねぇ〜〜
【 タイム食句】 12・01〜12・05
12・5 逃げるにも墨はく蛸のこころ意気おもへと男声(をごゑ)す朝寝のなかに : 小黒世茂 〜〜むかしむかしスキゾキッズという人種 12・4 おでん酒百年もつかこの世紀 : 川崎展宏 〜〜あぶな
【 タイム食句】 11・26〜11・30
11・30 間違つた臓腑切りとるごとき日々 : 筑紫磐井 〜〜内視鏡から撹拌放置 11・29 柑橘のみどりの智慧につつまれて熟れゆくときはみな孤独なり : 小紋潤 〜〜殺意わくレモン絞りをやめられ
歌仙反省呑み会 @世沙弥
歌仙反省呑み会 @世沙弥 <今なら歌仙・第5巻> 時効まで残る一年新豆腐 隗斗 眉剃り落とし仰ぐ三日月 酔象 <今なら歌仙・第6巻> この娘がななんといふ字と聞くよつて 酔象 祖母の残しし手紙は草書
【 タイム食句】 11・21〜11・25
11・25 三匹の子豚に実は夭折の父あり家を雪もて建てき : 小池純代 〜〜バター好きちびくろサンボにタイガーバーム 11・24 鍋囲む仏像女子とカメラ女子 : 星野早苗 〜〜スー女に美人多
【 タイム食句】 11・16〜11・20
11・20 憎らしき昭和懐かし蜜柑に種 : 池田澄子 〜〜家長はいずこ洗い物当番 11・19 囚はれのフセイン喉をさらすとき世界中から舌圧子迫る : 栗木京子 〜〜かすみたつのどち
【 タイム食句】 11・11〜11・15
11・15 大阪のたこ焼きの出汁が東京と違うと言い張る私がうれしい : カン・ハンナ 〜〜とんがったおばちゃんのとんがらしあまい 11・14 鶴の羽いちまい降りし純喫茶