01/20 大寒やなだれて胸にひびく曲 : 波郷 01/19 A・Sは誰のイニシャルAsは砒素A・Sは誰のイニシャル : 穂村弘 01/18 雪の降る町といふ唄ありし忘れたり : 安住敦
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<本日の干物>は目刺し
句会終わりの呑み会は蕎麦屋に限る。 <本日の干物>は目刺し。 ソバ焼酎に目刺し、〆は粗挽き。 春宵一刻価千金。
【遊行一句 −2024】2024/01/11~01/15
01/15 木枯しの果はありけり海の音 : 池西言水 海に出て木枯し帰るところなし : 山口誓子 木枯しの凪ぎて木の根へ音還る :倉橋羊村 01/14 吹雪みち頰かむりせし大男に添ひて走りしつつまし
【 タイム食句 ー2024】2024/01/11~01/15
01/15 他にも何かしてはゐたけど麩のうかぶ椀をみてゐた日曜の夜 : 荻原裕幸 01/14 母からのスープのレシピ雪の降る : 藤井なお子 01/13 ぼくの求めたたったひとつを持って
【 アートな一句 】2024/01/11~01/15
01/15 曇り日は光とぼしい長回し生きるほかには賭けごとをせず : 山階基 01/14 北斎の浪初旅の日本海 : 苳羊右子 01/13 記憶よりむらさきの濃し次に描くつりがねにんじん雨
【遊行一句 −2024】2024/01/06~01/10
01/10 ほんとうは心が入っていそうなものランキング第一位は氷 : 櫻井朋子 01/09 初湯から大きくなつて戻りけり : 西村麒麟 01/08 冬庭の底の底にてあたたまりゐし憶(ああ)、便座!不不
【 タイム食句 ー2024】2024/01/06~01/10
01/10 物食へば癌も育ちぬ霜の声 : 相子智恵 01/09 瀬物より底物がよし冬の夜のひとりの酒の肴にせむは : 伊藤一彦 01/08 肛門で腸終りたる初茜 : 寺澤一雄  
【 アートな一句 】2024/01/06~01/10
01/10 寒卵どの曲線もかへりくる : 加藤楸邨 01/09 校庭に古墳があった。森のようだった。わたしも森になりたい : 田村穂隆 01/08 氷瀑にアバンギャルドといふ響き : 河内文雄 01/07 クレー
【遊行一句 −2024】2024/01/01~01/05
01/05 初湯中黛ジユンの歌謡曲 : 京極杞陽 01/04 さいころのおじさんが住み着いている 転がすたびに大声がする : 笹井宏之 01/03 日月や走鳥類の寂しさに : 三橋敏雄 01/02 遠き代の安倍の
【 タイム食句 ー2024】2024/01/01~01/05
01/05 長生きをしそうと姉を見つめればアッサムティーを飲み干すところ : 中牟田瑠那 01/04 じゃこ天の歯ざわりほどの去年今年 : 田彰子 01/03 天満宮には五つの丸を焼鏝で