10/15 新蕎麦や名前を書いて待てといふ : 仁平勝 10/14 歯がいつも濡れていること頬はその内側だけが濡れていること : 鈴木晴香 10/13 走り蕎麦小声の掠れやすきかな : 小野あらた 10/12 僕だって酒
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2022】2022/10/06~10/10
10/10 こすもすのをはりは草になりにけり : 今井杏太郎 10/09 よに入りてはやもねなむとする時におきくるくいが蟲のよをなす : 前川佐美雄 10/08 立体を平面にして秋の雲 : 中田美子 10/
【 タイム食句 ー2022 】 2022/10/06~10/10
10/10 たまに会うをイベントとする別居婚 回転寿司に粉茶を淹れる : なみの亜子 10/09 宦官の笑む顔に似て桃の種 : 橋本直 10/08 ときに季節に刃向かうようにしつらえた木の皿土
阿漕な奴・・・
食句塾 秋号合評会 ・水澄むや阿漕の浦の罪の味 :咲也 阿漕は能の演目。世阿弥作。 伊勢近くの阿漕ヶ浦の禁漁を破った欲深い漁師の話。 「あこぎ」伝説や和歌をもとに、昔は「度重なれば露見する」といった意味。 あとで「無慈悲
【遊行一句 −2022】2022/10/01~10/05
10/05 ともだちをばらばらにしてみるだとかやつてはじめてわかること、ある : 朽木祐 10/04 秋風やいつも落語は古今亭 : 藤原龍一郎 10/03 白露も夢もこの世もまぼろしもたとへて
【 タイム食句 ー2022 】2022/10/01~10/05
10/05 大阪やけぶりの上にいわし雲 : 阿波野青畝 10/04 だれとだってできることでしょ一突きでクラッシュアップルパイできあがり : 飯田有子 10/03 先生の生まれた町のあぶらあげ : 八上桐子 10/02
食句塾 秋の吟行 : 大和郡山
食句塾 秋の吟行 #大和郡山 #逆さ地蔵 #自販機金魚 #遊廓 #大名日記 #菊屋 メンバーの半世紀友達が 郡山市の元副市長。 おもしろい小ネタをはさみながら、 たっぷり案内してもらう。 吟行5句、いつもは苦吟難吟やけど
【遊行一句 −2022】2022/09/26~09/30
09/30 秋の夜の漫才消えて拍手消ゆ : 西東三鬼 09/29 わが父母もそのまた父母も肉の誘惑のこどもゆゑ骨の淡紅 : 笹原玉子 09/28 欠伸して鳴る頬骨や秋の風 : 内田百間 09/
【 タイム食句 ー2022 】2022/09/26~09/30
09/30 母よ口あきたまへすずしくなまぐさくヴァチカン宮殿の廚見ゆ : 塚本邦雄 〜『緑色研究』 09/29 大白桃妄想森の如くなり : 永田耕衣 09/28 不審火のような月の夜 鹿を見て