08/10 食べることで埋める穴 いつか読みしフランスの田舎の墓掘りの民話 : 睦月都 08/09 ガランマサラ匂へる指も夏の果 : 如月真菜 08/08 脂臭き歯の向かう側その生を飲みこみて
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【遊行一句 −2021】2021/08/01~08/05
08/05 血液のひそめる菌のかたちなど思ひつづけてねむり入りたり : 杉原一司 08/04 少年の裸はポルノでなく活気 : 北大路翼 08/03 ひとかけらの空抱きしめて死んでいる蟬は六本の
【 タイム食句 ー2021 】 2021/08/01~08/05
08/05 鮎くれてよらで過行(すぎゆく)夜半の門(かど) : 蕪村 08/04 くら寿司は本社が大阪にあるんだよと大切のごとくに言へり家族に : 染野太朗 08/03 まな板の裏まで濡らし西
食句塾8月例会
食句塾8月例会 コロナ1000人越えで、 オンラインに切り替え。 座の文芸、句はお互いの 読みから立ち上がるんだから、 密にならないと盛り上がらない。 とはいえ、、、 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 9月兼題 *秋の果
【遊行一句 −2021】2021/07/26~07/31
07/31 火蛾は火に裸婦は素描に影となる : 岡田一実 07/30 星は美しい拷問を受けてゐる みづさしに花さしつつおもふ : 藪内亮輔 07/29 ぼうふらの浮力・重力・非暴力 : 花谷清
【 タイム食句 ー2021 】2021/07/26~07/31
07/31 もどらないボートのようにバゲットがパン屋にありて夕闇は来つ : 江戸雪 07/30 雷が落ちてカレーの匂ひかな : 山田耕司 07/29 ゼッケンの裏に果実の匂いする グレープフル
【遊行一句 −2021】2021/07/21~07/25
07/25 頓(やが)て死ぬけしきは見えず蝉の声 : 芭蕉 〜猿蓑 07/24 わたしたちの避難訓練は動物園のなかで手ぶらで待ち合わせること : 平岡直子 07/23 蛇を見るときも一番前
【 タイム食句 ー2021 】2021/07/21~07/25
07/25 炭酸水蓋まはすとき音がする人ひとり死ぬほどの音が : 惟任将彦 07/24 新たな局面水羊羹もまた : 谷さやん 07/23 かっこよく生きる方法思いつめ深夜の無音ヤクルト一気 :
第14回 びび句会 7月例会
びび句会 7月例会 ・百歳のお人形なの敗戦日:主水