07/20 I am a 大丈夫 ゆえ You are a 大丈夫 too 地上絵あげる : 橋爪志保 07/19 やさぐれのかの友黴びてゐはせぬか : 照屋真理子 07/18 無花果の葉より
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
【 タイム食句 ー2021 】2021/07/16~07/20
07/20 肉の量だけ訊く店や七変化 : 浅田咲也 07/19 土耳古(とるこ)青となりたる山の四時過ぎにげにすなおなる食欲ありぬ : 齋藤史 07/18 焼酎のただただ憎し父酔へば : 菖蒲
【遊行一句 −2021】2021/07/11~07/15
07/15 だんじりのてつぺんにゐて勃つてゐる : 松本てふこ 07/14 わが長く秘めたることを告白しひとを沈黙させしことあり : 大辻隆弘 07/13 月眩しプールの底に触れてきて : 佐
【 タイム食句 ー2021 】2021/07/11~07/15
07/15 ペラオ飯、万年スープや炭ビスケ 百年まへを文字に味はふ : 小黒世茂 07/14 夏の夜や崩て明し冷し物 : 芭蕉 〜続猿蓑 07/13 思ひのほか上手に化けてゐるでせう絹ごし豆腐
【遊行一句 −2021】2021/07/06~07/10
07/10 啼けば聞く聞けば都の恋しさに この里過ぎよ山ほととぎす : 崇徳天皇 07/09 ちんぽこにも陽があたる夏草 : 山頭火 07/08 歩くならひとりがいいの青空に生まれた象のこども
【 タイム食句 ー2021 】2021/07/06~07/10
07/10 浜田庄司旧居の巨き冷蔵庫 : 辻桃子 07/09 気まぐれだから雨はきらいと言うきみにとうもろこしのように抱かれる : 工藤玲音 07/08 3カートン積んだビールをひとり押し :
【遊行一句 −2021】2021/07/01~07/05
07/05 理科室で待ってて花火をあげるから : 山本たくや 07/04 今更に思ひすてむもくるしくてうきにまかせて世を過ごすなり : 沢庵和尚 07/03 死ぬならば夏いちまいの鏡のうへ :
【 タイム食句 ー2021 】2021/07/01~07/05
07/05 屋上で珈琲を飲む かろうじておれにも職がある現在は : 萩原慎一郎 07/04 枇杷すする母は手首に輪ゴムはめ : 沢村和子 07/03 「宴じゃ!」と叫ぶ卑弥呼に従いて篝火に照る丘をゆきたし : 笹公人 &