2027/04/20 ふらここを押しくるる人つぎつぎ来 : 依光陽子 2027/04/19 残る花ふっと臓器がゆらぐかな : 山本掌 2027/04/18 白藤や揺りやみしかばうすみどり :
カテゴリー: 短歌・俳句周辺
<遊行一句 −2026> 2026/04/16~04/20
2026/04/20 午前五時あざみにとげのなかりけり : 伊藤柏翠 2026/04/19 きみがこの世でなしとげられぬことのためやさしくもえさかる舟がある : 正岡豊 2026/04/18
<遊行一句 −2025> 2025/04/16~04/20
04・20 春の夜の街の四人の手相見に客ひとりずつ 月がかくれた : 藤島秀憲 04・19 おぼろ夜のかたまりとしてものおもふ : 加藤楸邨 04・18 レイプされたかつたんだろ?と言はれたり
<飲食一句 2027> 2027/04/16~04/20
2027/04/20 クレソンを摘んで家出をもくろんだ : 渡部ひとみ 2027/04/19 春の夜の無言宅配ピザの授受 : 守屋明俊 2027/04/18 春の夜の西口は脂の臭ふ : 阪西敦
<飲食一句 2026> 2026/04/16~04/20
2026/04/20 酔っ払いはいるとやだけどいる夜は濃い 車が途切れない : 山本まとも 2026/04/19 天井が高くて酔へぬふたりかな : 澤好摩 2026/04/18 開けっ放しのペ
<飲食一句 2025> 2025/04/16~04/20
04・20 母牛の喰らふ春闇色の胞衣 : 鈴木牛後 04・19 歩いても行けるらへんの吉野家に車で行ってんの 終わったな : 平出奔 04・18 ぼつてりと高野豆腐や春まつり : 櫨木優子 &
<アートな一句 2027> 2027/04/16~04/20
2027/04/20 ゆく春やおもたき琵琶の抱心 : 蕪村 2027/04/19 暗がりに掃除機を置く春祭 : 石田郷子 2027/04/18 渾身の見せ場を吹かれ春の瀧 : 大石悦子 &nb
<アートな一句 2026> 2026/04/16~04/20
2026/04/20 蘭のごとくレスラーからみあふ見れば歡びの器なる下半身 : 塚本邦雄 〜『星餐圖』 2026/04/19 遊具は動かず私を待っているわけでもなく : せきしろ 2026/0
<アートな一句 2025> 2025/04/16~04/20
04・20 鶯や朝陽にかざす指の反り : 竹久夢二 04・19 装飾音符美しすぎて旋律を覆い尽くさんばかりの響き : 中澤系 04・18 しゃぼん玉ふるへつつ世に現るる : 田中春生 &nbs
<遊行一句 −2027> 2027/04/11~04/15
2027/04/15 寝すぎては骨まで重し花の昼 : 中村堯子 2027/04/14 皮膚を頼りに人群れの中を行く : 黒崎渓水 2027/04/13 鞦韆や老いゆく国にわれら老い : 岸本尚