2027/05/10 午後からは頭が悪く芥子の花 : 星野立子 2027/05/09 くたばつてしまへと言はれし奴の忌なりけり : 市堀玉宗 2027/05/08 椎若葉わが大足をかなしむ日
<遊行一句 −2026> 2026/05/06~05/10
2026/05/10 牡丹の奥に怒濤怒濤の奥に牡丹 : 加藤楸邨 〜『怒濤』 2026/05/09 幸福でありますようにってみんな祈る。雨のなか秀吉は朝鮮へ : 瀬口真司 2026/05/08
<遊行一句 −2025> 2025/05/06~05/10
05・10 無傷であることに傷つく葉桜の下あたらしい帽子を被り : 松野志保 05・09 人魂で行く気散じや夏野原 : 葛飾北斎 ・・・辞世の句。1849/05/10 90歳 05・08 山を
<飲食一句 2027> 2027/05/06~05/10
2027/05/10 ひかり降る筍掘りの背中にも : 中間一司 2027/05/09 柏餅父はあつさり母娶り : 小山玄紀 2027/05/08 空調音単調キャベツ切る仕事 : 浅川芳直 &n
<飲食一句 2026> 2026/05/06~05/10
2026/05/10 年寄が饅頭食うてこどもの日俺の狭間に夜這いしてくる : 町田康 2026/05/09 空豆は薄き二片に分かれけり : 岩田奎 026/05/08 植え込みの煙草の味も染み
<飲食一句 2025> 2025/05/06~05/10
05・10 大き蜘蛛脚もて蝶をまはし食ふ : 岡田一実 05・09 おしぼりで顔ふくことなんでわるい花は散る散る人の世は砂嵐 : 小池光 05・08 駅弁は窓に買ひたし山若葉 : 小川軽舟 &
<アートな一句 2027> 2027/05/06~05/10
2027/05/10 少年ありピカソの青のなかに病む : 三橋敏雄 2027/05/09 愛鳥週間調律師この木木を来よ : 岩田奎 2027/05/08 大敗のスコアボードや麦の秋 : 中間一
<アートな一句 2026> 2026/05/06~05/10
2026/05/10 玩物喪志の若者が増えこの町の最後の本屋店じまいせり : 久々湊盈子 2026/05/09 薫風を入れて育む甕の藍 : 八染藍子 2026/05/08 セロテープ引きだし続
<アートな一句 2025> 2025/05/06~05/10
05・10 自転車は直線と円青嵐 : 大島雄作 05・09 どこまでも星の傘下だ裏垢で今日も誰かが詩を書いている : toron* 05・08 数式を詩と言ひし人青嵐 : 遠藤由樹子 &nbs
<遊行一句 −2027> 2027/05/01~05/05
2027/05/05 青嵐医者にからだをみせにゆく : 山本左門 2027/05/04 雨におもふ別の日の雨白つつじ : 村上鞆彦 2027/05/03 お別れに光の缶詰を開ける : 松岡瑞枝