08/10 食べることで埋める穴 いつか読みしフランスの田舎の墓掘りの民話 : 睦月都 08/09 ガランマサラ匂へる指も夏の果 : 如月真菜 08/08 脂臭き歯の向かう側その生を飲みこみて
『The Sense of Wonder』
『The Sense of Wonder』 ヴァンジ美術館の図録。 『沈黙の春』で環境破壊に警鐘を鳴らした、 レイチェル・カーソンの感性教育の思想。 世沙弥に来られた方が、 展示中のサンゴ『Dysbiotica』をみて、
アウシュヴィッツ・レポート
アウシュヴィッツ・レポート ビルケナウ収容所 ペテル・べブヤク:スロバキア・50歳
夏祭浪花鑑 千穐楽
昨日、吉野の弥助鮨まで出かけ、 <義経千本桜>の権太と酒を呑んで。 今日は、<夏祭浪花鑑>団七の見得に酔う。 ほんま大阪は水脈深いええとこや。 千穐楽。 織太夫、身体がやわらこう伸び上がって 自在な浄瑠璃語りのスタイル。
【遊行一句 −2021】2021/08/01~08/05
08/05 血液のひそめる菌のかたちなど思ひつづけてねむり入りたり : 杉原一司 08/04 少年の裸はポルノでなく活気 : 北大路翼 08/03 ひとかけらの空抱きしめて死んでいる蟬は六本の
【 タイム食句 ー2021 】 2021/08/01~08/05
08/05 鮎くれてよらで過行(すぎゆく)夜半の門(かど) : 蕪村 08/04 くら寿司は本社が大阪にあるんだよと大切のごとくに言へり家族に : 染野太朗 08/03 まな板の裏まで濡らし西
食句塾8月例会
食句塾8月例会 コロナ1000人越えで、 オンラインに切り替え。 座の文芸、句はお互いの 読みから立ち上がるんだから、 密にならないと盛り上がらない。 とはいえ、、、 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 9月兼題 *秋の果
酔おて 神戸の熱帯夜
己ひとりの吹く息で 地球を覆い尽くす靄を消せるものなら。 先の読めないジレンマの中でも 優れた料理人たちは次のステージに しなやかに動きはじめている。 心地よい会話に酔い、 食欲は爆じけ、 さらにワインを誘い、 酔う、酔
【遊行一句 −2021】2021/07/26~07/31
07/31 火蛾は火に裸婦は素描に影となる : 岡田一実 07/30 星は美しい拷問を受けてゐる みづさしに花さしつつおもふ : 藪内亮輔 07/29 ぼうふらの浮力・重力・非暴力 : 花谷清