2027/01/25 鱈切身に塩振りにじむものを拭く : 小澤實 2027/01/24 舌のみは肉の色して雪女郎 : 松尾隆信 2027/01/23 白菜の斑点に入り月面へ : 黒岩徳将 &n
<飲食一句 2026> 2026/01/21~01/25
2026/01/25 一言も発しなかつた日のおでん : 秋月祐一 2026/01/24 ぼんやりと目覚めし朝に「ごはんですよ」脳裏にひびくのり平のこゑ : 大橋弘志 2026/01/23 寒鴉
<飲食一句 2025> 2025/01/21~01/25
01・25 日常に刺激を求めなくなると冷蔵庫からポン酢が消える : くろだたけし 01・24 鮟鱇と出来心との合せ技 : 杉本青三郎 01・23 湯をそそぐ前なるカップヌードルの小海老のように
<アートな一句 2027> 2027/01/21~01/25
2027/01/25 寒雷や砂もて磨く杉丸太 : 山口素基 2027/01/24 懐中に六角レンチ野火打てり : 筏井遙 2027/01/23 海峡のすみれいろなる残り福 : 川嶋一美 &nb
<アートな一句 2026> 2026/01/21~01/25
2026/01/25 千年を一行にして滝凍る : 山本敏倖 2026/01/24 さいはての森のふたりをむぞうさにかこむ写真のあかいマーカー : 小林久美子 2026/01/23 スケート場沃
<アートな一句 2025> 2025/01/21~01/25
01・25 この場所と定めて鳴らす一音に問いたり今朝のわれの機嫌を : 川口慈子 01・24 鳥類の胸に龍骨冴ゆる夜は : 対中いずみ 01・23 マリーシア 花の不在を嘆かない花瓶に溜まって
<遊行一句 −2027>2027/01/16~01/20
2027/01/20 うごけば、寒い : 橋本夢道 2027/01/19 大寒や四角に張られ風呂の水 : 菰田晶 2027/01/18 老舗の枯木いいえあれは裸木 : 桃化 20
<遊行一句 −2026> 2026/01/16~01/20
2026/01/20 たましひの繭となるまで吹雪きけり : 斎藤玄 2026/01/19 もの言わぬ卑怯について夜の厠出でたるのちも思い継ぎおり : 伊藤一彦 2026/01/18 バスが来る
<遊行一句 −2025> 2025/01/16~01/20
01・20 柴犬の肛門ほどの愉しさについていくついていけよこころは : 石畑由紀子 01・19 貧乏は幕末以来雪が降る : 京極杞陽 01・18 われの肉体もとめをるらしきこの男平然としてをん
<飲食一句 2027> 2027/01/16~01/20
2027/01/20 レモン滴滴牡蠣の肌身を明るうす : 小川真理子 2027/01/19 ひと粒のなかの栄養冬の星 : 岡田由季 2027/01/18 お祈りをしたですホットウイスキー 佐