藤蔵と織太夫、太棹と浄瑠璃の即興、 仕掛け合いのスリリングな興奮はライブでしか。 <奥庭狐火の段> 舞台は諏訪湖。 この夏、諏訪大社の古層に触れてきたばかり。 妙にリアルに蘇る。 藤蔵が太棹をヒュ〜とすりあげ、 ノイズ音
BIWAKO BIENNALE 2020
BIWAKO BIENNALE2020 先週は水曜休みに彦根会場で失敗。 今日はまず近江八幡会場へ。 回数を重ねるごとにレベルが格段に上がっている。 公の助成に頼らず、孤軍奮闘でよくぞここまで継続。 近江八幡のお屋敷、土
芥子(けし)切り蕎麦
芥子(けし)切り蕎麦と唐墨蕎麦 変わり蕎麦でうまいもんに出会ったことはない。 特に<けし切り>は打つ人も少ないし、 味も可もなく不可もなく、いや、まずし。 それが、今回の蕎麦は絶品。 芥子の実の微妙な焙煎から立ち上る甘や
沢村さくら、二十周年記念の会
曲師とは浪曲三味線。 沢村さくら、 二十周年記念の会が文楽劇場で。 玉川奈々福、真山隼人との三人トークで 関西節と関東節の違いを。 関東は定型俳句、関西は自由詩。 実演されると、なるほど。 このマイナーすぎる世界で 頑張
「相撲道」
ひとり宇良応援団としては見逃せない映画 「相撲道」 本場所ではとれない<砂かぶり>席、 いっちゃん前で土俵をのけぞって仰ぎ見。 神様が降りてくる神聖なる土俵は 場所たびに新しくつくられる。 その作業の美しいこと。 残念な
【遭遇一句 −2020】2020/11/06~11/10
11/10 うれしいのかそうでもないのかどうだろう ネコの眉毛?をジョリジョリいわす : 宇都宮敦 11/09 マスクの眼性善説と性悪説 : 西山ゆりこ 11/08 権力を去るひとがゐる死海ほ
【 タイム食句 ー2020 】2020/11/06~11/10
11/10 里芋が滅法好きで手を叩く : 生駒大祐 11/09 出刃包丁の包装にある赤い字の「調理の目的以外」とはなに: 富田睦子 11/08 アストロノート蒟蒻を食ふ訓練 : 佐藤りえ &n
「ヒノデ阿免」
飴ちゃんネタの話題にいっちょかみしたら、 早速今日の食句塾で水飴をいただきました。 「ヒノデ阿免」 あめの変体仮名が素晴らしい。 まんま割り箸くるくる、これが一番やけど、 あめ湯用に生姜までつけてくれて、 あ〜ん感激の涙
「無言館」
野見山曉治が動き、窪島誠一郎が護り続けた 「無言館」。 ==<非国民>に夢あり== 絵などクソの役にもたたん。 罵倒、嘲笑、蹂躙。 非国民なる言葉は、 いったい何者がどういう人格に対して 発することができるのだ。 「それ
黒田征太郎展:enoco
黒田征太郎展:enoco (10/31まで) 黒田泰蔵 展:東洋陶磁(11/21から) 夕焼けのろおじ(路地)にしゃがんで、 ローセキのちびるまで道いっぱいに落書きした 時間が蘇ってくる。 ノスタルジーは未来への鍵穴。