1205 ながらへばまたこのごろやしのばれむ憂しと見し世ぞ今は恋しき : 藤原清輔 1204 はつしぐれ人のかたちがかすれあう : 四ッ谷龍 1203 艶やかな毛並の狐の描かれたるベストはわれ
食句塾年間ショック賞
食句塾 年間 ショック賞 グランプリ決定 2次選考で34句 3次選考で5句 ・筆圧の強し鰻の領収書 ・遺跡のような命のような冷蔵庫 ・手足胴に頭をのせて確かな朝 ・この町で偽名でくらす花山椒 ・食べる草食べない草に風光る
食句塾 12月例会
食句塾 12月例会 席題大会 ・分断の塀乗り越える柿あまた : 飛白 ホンジュラスからの移民キャラバン。 時事問題を自然詠に。日本の四季の移ろいも 世界の南北問題も地球規模の視点にすれば同じか。 ・旧交を湯豆腐に入れ煮詰
ishoken 孵化する前
旅先でのラッキーな出会い。 新人を見たいなら、 まだ孵化する前はどう? 案内してもらったのが、 ishoken 陶磁器意匠研究所 いたぞいたぞ オモロイ卵
遭遇一句 11・26〜11・30
1130 避けがたき寒さに坐りつづけをり : 松本たかし 1129 床下に水たくはへて鰐を飼ふ少女の相手夜ごと異る : 松平修文 1128 迷って来たまんまの犬で居る : 尾崎放哉  
タイム食句 11・26〜11・30
11/30 雪の夜の浴室で愛されてゐた黒いたまごがゆくへふめいに : 塚本邦雄 〜〜バスクリン変なおまけがついてくる 11/29 枯葱が青葱に寄りかかりをり : 谷雄介 〜〜朗々滅ぶ老々にっぽん
川浦紗季
初 多治見。 駅前にポスターが2枚。 ①『美濃六人衆』 ②『やきものの現在』 ①は加藤委、川端健太郎、新里明士・・・ ②は川浦紗季、五味謙二、野村佳代・・・ ここまで来たなら、全く聞いたことのない 無名の②だよね。 ど正
下呂にこだわりのそば打ち人あり
手挽きである。 それならば蕎麦掻をまずいただいてスタートに。 20年ぶり。 下呂にこだわりのそば打ち人あり。 高橋邦弘さんに始まる2000年以前当時の 蕎麦ブームで早くもそば打ちの新鋭筆頭に。 半世紀の蕎麦屋の熟成を確か
『土方重巳の世界』@大谷美術館
近所のつぶれそうな薬屋さんの前に、でっかい象さん。 これ、ください。 かなりねばったが、不審者扱いで追い返された。 その帰りに買ったのが、このファミリアン。 私の呪いで、その薬屋さんは早々に廃業した。 象はどこへ行った?
遭遇一句 11・21〜11・25
1125 約束の馬を見にゆく ンではじまる言葉の意味に気を取られつつ : 野田久美子 1124 枯れ切つて朝のはじまる大和かな : 藺草慶子 1123 (旧暦10.16) この世をば わが世と