08/15 虫の音にまみれて脳が落ちてゐる : 藤木清子 08/14 七万のいのち瞬時の消滅に色街松山硝子絵溶けぬ : 三井一夫 08/13 音楽漂う岸浸しゆく蛇の飢 : 赤尾兜子 08/12 昭和
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『忘れられた日本人』の舞台を旅する 〜宮本常一の軌跡〜 : 木村哲也 *周防大島文化交流センター学芸員 *国立ハンセン病資料館学芸員 =私家版・2000年限定50部(大学院生時代) =単行本・2006年刊行 =文庫本・2
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*ままならない *言わずもがな *ちんげんさい *擬態2
【遊行一句 −2024】2024/08/06~08/10
08/10 帰省して暗き商店街で遭う : 今井聖 08/09 人間のからだにありて爪だけが作りものめいてうつくしいこと : 睦月都 08/08 中の大中の小ある宿浴衣 : 吉川一竿 &n
【 タイム食句 ー2024】2024/08/06~08/10
08/10 運動が金額になり金額が豚丼になり遠ざかる星 : 片山晴之 08/09 このトマト産地は天の川東岸 : 坪内稔典 08/08 わたがしであったことなど知る由もなく海岸に流れ着く
【 アートな一句 −2024】2024/08/06~08/10
08/10 愛がなくては生きていけないわたしたち三十三間堂にいるのよ : 平岡直子 08/09 大道具のほかは帰つて夜の秋 : 福田匠翔 08/08 をさな子の片手して弾くピアノをも聞き
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『秀十郎夜話』 : 千谷道雄 ー初代吉右衛門の黒衣ー (昭和33年度読売文学賞)
【遊行一句 −2024】2024/08/01~08/05
08/05 しばらくのあわゆきほどのほの赤さ 今朝よわい蚊がのこしていった : 佐藤弓生 08/04 沢蟹の臆病ものに今がある : 鈴木明 08/03 ああこんなことつてあるか死はこちら
【 タイム食句 ー2024】2024/08/01~08/05
08/05 いつの間にがらりと涼しチョコレート : 星野立子 08/04 茹で卵だから良かったじゃんと言うたぶん黄身から出血してる : ショージサキ 08/03 氷挽く熱狂的な鋸を得て
【 アートな一句 −2024】2024/08/01~08/05
08/05 抽斗の國旗しづかにはためける : 神生彩史 08/04 音楽に救われたことのない耳に小指を突っ込んで掻き回す : 八重樫拓也 08/03 小夏にもマルク・シャガールにも寄って