『ココルーム』へ 

釜ヶ崎の『ココルーム』をちょこっと覗き見。
新世界、簡単にディープゾーンといってしまうけど、
その人によってディープの意味の全く違うのが
このエリアの凄み。

日雇い労務者の面々の詩や立体からくりが
森村泰昌の美術や谷川俊太郎の詩とごくふつうにコラボし、
うんちの絵本のならんだきれいな個室でおしっこ。

ドヤ街だからアウトサーダーアート?
これがほんとのアール・ブリュット?
そんなんあほくさい。これが『カマゲイ』。
過労死が KAROSHI なら、KAMAGEI が良し。

上田假奈代さんとは20年ぶり。
<トイレ連れ込み朗読>なんて、
今でも考えられない超過激なパフォーマンスやってましたねぇ。
そこからここにきてのココルーム、
ある意味さらに過激さを増した詩人のたましい。