宮永愛子 有隣荘個展

三つめの耳で雨を聴く。
降りみ降らずみの倉敷を歩いて、
有隣荘にたどりつく。

人類創生の天つ罪が
そらの間、あはひを染み出し
樹脂やナフタリンに泡立つよう。

宮永愛子の個展がはじまっている。
(写真:外観以外はカメラ禁止。
作品はMizuma Sueo氏の撮影)