『葛ふくさ』 利休ならば何という

高麗橋の菊寿堂は近い。ご主人は高潔かつ謙虚な人柄。

初夏の銘菓。ひいやりと透き通るかに見えて淡い薄氷の

ふくさ包み。洗練の極み。黒楽に添わせれば緊張が走る。

フノヤキ好みの利休ならもう少し楽に紗に崩せというか。

(菊寿堂:葛ふくさ)

http://ingleside.blog.so-net.ne.jp/2006-07-13

(フノヤキ)

http://kyotokashioroshi.jp/history.htm