『洸庭』にやっとたどりつけた。
名和晃平の設計。
禅的思考のインスターレーション。
瞑想、まさにタイ洞窟で世界的話題になった
瞑想空間である。
外庭の植栽は西畠清順が手がけた
真っ黒いソテツわらびの群生。
草間彌生の男根アートへのオマージュか。
<洸庭>は、
瀬戸内海に身を沈めた海彦たちの荒ぶる魂を
鎮めるためのもの。なればこれは平成の光堂、
義経鎮魂のための中尊寺金色堂に倣ったものであろう。
名和晃平の新作『VESSEL』ができあがった。
こちらは、ダンス振り付け、ダミアン・ジャレ
とのコラボレーション。
3人のポージングを3Dでスキャンして、
彫刻にしていく作品をこれからすすめて行く予定。
(世沙弥コレクション ー 2018)