『太陽の塔』  関根光才監督

『太陽の塔』  関根光才監督

岡本太郎への単なるオマージュではない。
太陽の塔を巡って、28人の思想家、芸術家が
深い思弁を縦横に語る。
安っぽいイデオロギーからは無縁。
原子力、チベット仏教、粘菌、広汎な哲学へ、
文化をクロスオーバーして
人類の叡智をパズルのごとく編集。
インタビューだけの構成にもかかわらず、
挿入カットの映像が鮮烈。
脚本というか、インタビューを再構成して
一冊の本にまとめて欲しい。