【遭遇一句】 01・11〜01・15

0115
賀状うづたかしかのひとよりは来ず : 桂信子
〜〜柿衛文庫・桂信子賞10周年記念展

 

0114
あまりにも美くしきこと見せにける、夜の劇場をさみしみて出づ。 : 窪田空穂

 

0113
マスクして無頼の虫を封じ込む : 大道寺将司

 

0112
まだここに産まれる前の毛を生やし君は私の眼の前にいる : 百々橘
0111
冬空はすこしへりたるナフタリン : 阿部青鞋