談春だからこその悪の凄み

きょうは『夢金』。絶品『ねずみ穴』もどちらも夢オチ。

夢でしたチャンチャン、で終わらせない。談春の語りは、

誰の心にも潜む悪をあざとく炙り出してくる。己の悪を

さらしだされた後味の悪さを、ヘヘッとせせら笑う凄み。

『京橋精選落語会』
http://www.sky-a.co.jp/rakugoblog/rakugo2009091582.html

八光『ちりとてちん』 文三『芋俵』 談春『夢金』

三喬『べかこ』 文珍『らくだ』