あまの凡愚

さくらさくらと騒がずとも、紀州には
梅干しのファーストステージとしての梅が咲き、
あら川の桃のピンクの花盛り。
そこここをくぐり抜け、高野山は天野の郷へ。

太切そば、そばがき、手挽きそば、
とろろそば、かも汁そば(熱盛りせいろで)。
繰り出される5種のそばを蕎麦焼酎あおりつつ。

天野へは今回が二度目。
紀美野町へ農業移住した前西農園の
若い夫婦に招待してもらった。
10年後の海外農園の夢を語る若者と
悠々の蕎麦人生を選択された凡愚の真野ご夫妻。
蕎麦は人生ほどに噛みごたえあり。