浪曲の真山隼人

お江戸が講談の松乃丞なら、
上方は浪曲の真山隼人、彗星のごとく。

今日は十三浪曲寄席で
隼人自作の『また逢う日まで』

時代の流れにおもねらず、
客席の受けに媚びず、
堂々たる本流。
マイナーなジャンルを引き受けた覚悟が
若々しく颯爽としている。
沢村さくらの三味線の冴えが活かされた
見事な新作浪曲。