一枚の絵に立ち止まる時

アートと出会う :

中村正義の『緑の顔』と出会えたのは、富山にある画廊
のおかげ。遠方の画廊に足をむけたそもそものはじまり
は第二歌集『世紀末ビジネスマン』をだしたことから。
十時孝好の兎をつかまえた出会いをたどれば、有機ゴマ
の商談で訪れた会社の壁にあった坪内好子の版画に立ち
止まった時がよみがえる。
一枚の絵によって過去の自分の陰翳が立ち上がってくる。

それぞれの人生で、一枚の絵との出会いが語られる
『奇蹟の画家』 後藤正治
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清貧の画家・石井一男に救われた人びと