いやはや困ったものを創りだした
『タブーの室礼 / Grace of Taboo』
16世紀のフランスの聖なる儀式、俗なる暮らし。
魔女裁判、錬金術、解剖学など蠱惑的な時代を
背景にして典雅にして淫らな道具たち。
真向かってみつめていると思わずニンマリ。
コキイユ、飲み込んだ罪、柔らかな壁・・・
つけられたタイトルから、
それぞれが勝手にイメージを膨らませればいい。
二番目の作品は<蝉>。
どう読み解けばいいのか。
作者の答えは聞かずに愉しむことにしよう。
西條茜 @ WACOAL STUDYHALL