「落語に内容があってはいけない」

『シュルレアリスム落語宣言』 平岡正明 :
http://book.asahi.com/author/TKY200803190199.html

「内容があってはいけない。気分だけが動かなくてはいけない。
内容のないおしゃべりがべらべら、油紙に火がついたように
つづいて、気分の推移がやがて主題を見出す、とう神技
みたいな話題を落語名人たちはやってのける」

このあと、これはヌーヴェルバーグ映画で軽薄な若者たちの
軽薄な存在感を描写する技法に先駆する、と続くからそんじょ
そこらの退屈な落語論とはわけがちがう。

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◆上方と江戸の妾比べ

 上方 : お妾(てか)け様々 お妾(てか)けさん、妾、テカ
 江戸 : 囲われ者、持ち物、めかけ、二号、日陰者