【遭遇一句  −2020】2020/04/26~04/30

04/30

科学者も科学も人をほろぼさぬ十九世紀をわが嘲笑す : 坂井修一

 

04/29

猫の子の破る狩野の襖かな : 籾山梓月

 

04/28

死んでも火葬じゃ蛆の餌にもなりゃしない流した精子の量が人生 : 森本平

〜神田伯山の本に、好きだった先生として登場。

 

04/27

時効無き不埒の年貢花明かり : 福澤怪斗

〜怪象両吟・名残の花

 

04/26

今しばし死までの時間あるごとくこの世にあはれ花の咲く駅 : 小中英之