コロナ禍以後初めての寄席に寄せてもらいました。
智丸、五席一人。
中入りわずか十分だけ、
二時間半、喋りっぱなし。
古典三席、
「佐々木裁き」のとんち小僧が
キャラにはまって自然体。
新作二席、
実はこの男、ギンギンのとんがった現代詩を
書く詩人の顔を持っている。
現代アートや現代詩なんて言い出すと、
えらいうっとおしい奴を連想するけど、
智丸さんの落語新作は奇を衒ったり、
ええかっこしいのところが全くない、
さっぱり好感のもてるお話。
智丸さんとはご縁があって、
まずは世沙弥で雀太師匠、ナオユキ師匠ら
すごい濃ゆいメンバーの句会があって
そこに彼も出席。
二年前か、あっしが吉野の天川村にふらり、
「角甚」なる行者宿に泊まったとさ。
そこの風呂場でばったり素っ裸の出会い。
いやいや、まさか・・・よお似た人がおるなあ。
智丸さんも全くプライベートで生まれたばっかりの
赤ん坊をあやしてましたね。