植松奎二 : 見えないものへ触れる方法

「宇宙には摩擦がない」ガリレオ・ガリレイ
「重力とは時空の幾何学である」アインシュタイン
さらには「鳥に学ぶべきなのは飛ぶことでなく、
むしろ落下の仕方、重力のまかせるときの美しさ」
こんなポエジーを発散しながら、
植松奎二さんの魅力、絶賛満開中。
3つの広い広い空間スペースが
重力、浮力、ニュートリノが飛び交う宇宙に。
今回の展示のために書き綴った言葉が館内に
散りばめてある。
それが<見えないものへ触れる方法>の
補助線となって、ゆっくりと幾何学と宇宙力学の
瞑想に潜れる愉しさ。
稲垣足穂か小川洋子の本が読みたくなった。