酔おて 神戸の熱帯夜

己ひとりの吹く息で
地球を覆い尽くす靄を消せるものなら。
先の読めないジレンマの中でも
優れた料理人たちは次のステージに
しなやかに動きはじめている。

心地よい会話に酔い、
食欲は爆じけ、
さらにワインを誘い、
酔う、酔う、酔おて 神戸の熱帯夜。