日本航空123便墜落事故。今さら、とはいえ日本人の記憶に残る大事故。
1985年8月12日。37年目をむかえ、この日に発生した事実を執拗に追い続けているノンフィクション作家がいます。青山透子。
『日航123便 墜落の新事実――目撃証言から真相に迫る』2017から2020『日航123便墜落――圧力隔壁説をくつがえす』まで5冊。
いずれも証言と文書を詳細に調べ上げて極めて精度は高い。
最終的な結論は<日米のミサイル訓練ミス>が原因。
大事件の日米国家間スケールの隠蔽である。しかし、マスコミの後追いが一切なく、口をつぐんだ状況。単なる陰謀説に惑わされた妄想扱い。
隠蔽のために国家が行なったこの12日の夜から未明までに行なった陰惨極める事実はこの本を読んでいただきたい。
このような国家犯罪はこれだけだろうか。コロナはどうだろう。戦時中の感染症研究の731部隊が戦後日本の厚生省に受け継がれている。コロナに関する対応も外部からの介入は排除され、一部感染症特殊部隊が秘密裡に動いているだけである。発生源の中国の真相隠蔽だけを見て、日本は風通しのいい社会だとノー天気。
そう言っている間にウクライナ戦争だ。プーチンは悪魔。日本のテレビでは「ロシアの人たちは何故プーチンに戦争をいけないことだと言えないんでしょう?子供がかわいそう」などというコメントを流し続けていますが、果たして。
安倍晋三が堂々とハレンチにあらゆる方位で隠蔽工作をし、官僚を堕落させ国家を貶めたにもかかわらず、彼は引退後ものうのうとのさばっている。アベノマスクさえストップできなかったのは我々の時代の汚点として歴史に残る。いや、ちゃちすぎて歴史からは削除だよね。
ウクライナ人とロシア人の関係を見ながら、日本人がここ10年で隣人韓国や中国の人々からはどういう風に見られているのか、その変化をじっくり考えて見たい。