高井有一『夜の蟻』

高井有一『夜の蟻』
今まで読んだことがなかった作家。
角館に旅行した時に、新潮社創業者の生地であることから
文学館があり、その館長を高井有一がしていたことがあった。
彼の書斎が展示されていて、抽斗のない机が置いてあった。
高度成長期の日本を支えた世代の男たちが、
人生の晩年をどう生きたか。
しんどい。わかるだけに鬱陶しい。