古巻和芳展『降り積もる、言葉が見える』
言葉を焼き尽くし消し去るのが華氏451の政治家なら、
地層に埋もれさった言葉を蘇らすのが現代美術家。
ポエジーの詩神や言霊が降りてくる依り代として、
額縁フレームを風景にかざす。
この試みを、古巻さんは2017年からすでに
違う4つのパターンでトライしている。
今回の個展を機にその全てを顧みる冊子が
詩のアンソロジーとしてもすばらしい。
ランボーといえばシルヴェスター・スタローン、
それもカッコええけど『地獄の季節』のランボーも
血沸き肉踊るよ〜
@city gallery 2023 ~23日まで